定年まで安泰、と思って大企業を選んだけど…
そうもいかない時代になってきた
大企業でのリストラって、実際、どんな風に行われるの?
最悪の末路を回避するために、何をすべきかも知りたい!
わたしが勤務していた大企業は、約8年前、大規模なリストラを実施。
- 1,000億円以上の赤字を計上!
- 1,000人以上のリストラを決行!
その時、わたしが、目の当たりにした事実…
- 大企業は、容赦なく速攻で、リストラを決行する
- リストラの対象者は、希望退職ではなく、辞めさせられる
- 大企業を突然退職することになった人達の悲惨な末路
最悪の末路を回避するには、このどちらかしかない!
リストラされても生き抜く
リストラされないで生き抜く
あれ?3つじゃなくて、2つじゃん。。
1つ目は、さらに2つに分かれる。ので、この3つ。
- 転職して、他の企業で生き抜く
- 副業して、企業に頼らず、自分の力で生き抜く
- 出世して、なんとしてでも大企業で生き抜く
本記事では、まず、わたしが目撃した大企業のリストラの実態を…
次に、大企業をリストラされた人々の末路をお伝えします。
最後に、最悪の末路の回避策を合わせて解説します!
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わたしがこの目で見た大企業のリストラ
ある日突然、身近な先輩3名が去った
冒頭で、1,000人以上のリストラ、と書きましたが、正確は1,500人以上。
ある日、突然、大赤字が明るみに…
わたし含めた社員達も、ニュースで知ったんですが。。
社長が、社員にすぐさま、メッセージを発信!
- リストラによる人員整理をやる
- リストラはスピードが命
- 1週間くらいで目途をつける!
早期退職者を社内で募り、対象者が確定するまで、3日間。
社員5,000人規模だったので、4人に1人が会社を去ることに。
わたしは営業企画部に所属。
部員は、約80名。20名くらいが退職。
経費なんて使える状況にないので、部の送別会は、オフィス内の食堂で開催。
最後、20名がズラッと全員前に出てきて、一言ずつ挨拶。
本当にそれだけで終わり。
同じ課で、お世話になった3名の先輩が含まれてた。
わたしのデスクの左、右、前に座っていた3名が…
全員、40代。ある日突然、大企業を去ることに。
リストラで辞める人は2パターン
大企業も報道機関も、リストラする人を、「希望退職者」と呼ぶけど…
違います!この2パターンに分かれる。
- 辞めさせられる人
- みずから辞める人
わたしの会社は、これくらいの割合。中心となる年代も異なる。
- 全体の6割:辞めさせられた人(40代以降中心)
- 全体の4割:みずから辞めた人(若手~中堅中心)
次に、それぞれのパターンで、わたしが見てきたリストラされた人々の経緯と末路をお伝えします。
大企業をリストラされた人の経緯と末路
辞めさせられた40代社員の末路
わたしの先輩3名は、明らかに、辞めさせられた。
会社からこう言われた。
- 希望退職に応募して下さい。
- 応じない場合、営業してもらいます。
- 完全成果報酬に変えて、自分の給料を自分で稼いでもらいます。
- いま辞めれば、退職金は3割増しで支給します。
- 1,000人を目途に募集しますが、既に多数の応募があり、状況によっては募集を打ち切ります。
- いまだけのチャンスなのですぐに決断して下さい。
先輩達は、共に、営業経験あり。といっても、10年以上前のこと。
さらに、営業で結果が出なくて、本社に異動したタイプ。
いまさら営業、しかもゼロからの飛び込み営業。。
無理に決まってる。当然、早期退職に応募。
対象者は、人事部が候補を選んで、最後、部長が選んでる。
実質、こう言われて、辞めされられた。
「おなたは不要です」
リストラされた後の、3人末路。
- A先輩:派遣社員としてコールセンターで勤務
- B先輩:親が営む理髪店の手伝い
- C先輩:会社員時代からやってたマンションへの出資・管理業を本格化
悲惨な末路かどうかは、人それぞれの考え方。
わたしには、3人が、大企業のサラリーマンを苦しそうにやってるように見えた。
人生を変えるいい機会だったかも。
みずから辞めた若手~中堅社員の末路
2つ目のパターンが、みずから望んで辞めた人。
以前から、仕事・会社への不満、転職の意思があった人。
しかも、割り増し退職金をもらえるなら、こんないい機会はないと…
会社の対応で、わたしが一番驚いたのが。
将来有望なエースクラス含めて、応募した人全員に、応じたこと
引き止めは、一切なし!
これが、社長からの指示。
- 早期退職は、応募者全員に、平等に応じろ!
- とにかく時間をかけるな!
- 速攻で終わらせろ!
結果、1,000人を目途に募集したところに、3日間で1,500人が殺到…
それでも社長は、GOサインを出した。
ライバル企業に、大量に優秀な若手人材を奪われることを黙認。
大企業がリストラを決行する時は、本当に容赦ない。
みずから辞めていった後輩の末路は、2パターン。
- 希望する企業へ転職
- まとまったお金を手にして人生狂う
やはり、優秀な若手は、すぐに、希望する企業へ転職していった。
好機を捉えて、別業種に転職する人も‥
その一方で…若いのに、悲惨な末路を辿った人が結構いた。
大企業の割り増し退職金は、そこそこ高額。
20代は厳しいけど、30代だと、1,000万円超える人も。
しばらくは、食っていけるだろう、という油断から…
- ギャンブルにのめり込んだ人
- 活動意欲がなくなって、ニート、フリーターになった人
幸か不幸かは、分からないけど…
「大企業会社員」としての人生は終了
リストラによる最悪の末路を回避する3つの方法
①転職して、他の企業で生き抜く
まだ間に合うから、転職活動だけでもすべき。
転職サイトに登録するだけでもいい。
外の世界を見て、自分の市場価値を知ろう。
あなたの会社が、この時まで存続しているとは限らない
- あなたが、定年退職を迎える時まで
- あなたが、出世する時まで
大手金融機関であろうと大手メーカーであろうと、それは変わらない。
あなたの職種・業種さえも存続しているか分からない。
1企業、1職種に、人生を投じるのはあまりに危険。
あなたが、学生の時にたまたま選んだだけなんだから。
少なくとも転職活動をして、これらをリサーチ、常に意識しよう。
- いま成長してる企業
- 今後成長しそうな業界
そして、定期的に知るべきことは…
自分の市場価値=自分の値段
高めるためには、自身に何が足りないかを知り、身に付ける活動をしよう。
いざとなったら、自分をその値段で売り込むことができる!
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②副業して、企業に頼らず、自分の力で生き抜く
いや、、とにかく忙しくて。。
いまは特にお金困ってないし。
完全に大企業会社員時代のわたしですね…
副業は、小遣い稼ぎや副収入を作ることが目的じゃない!
この3つが目的!
- 大企業の外で通用するスキルを身につけること
- そのスキルでいくら稼げるか知ること
- 大企業に頼らずとも自分の力で稼げる自信をつけること
忙しくて、お金がある、今こそやるべき!
大企業は、社員を忙しくすることで、本業以外、何もできないようにしている。
そして、お金に困っていないのは圧倒的な強み!
- 自己投資ができる
- 自分を追い込むことなく、心に余裕をもって挑戦できる
当然、これに甘んじてしまい。
必要性を感じず、始めない、続かない人が多いんだけど…
でも、大企業なので、安定して休暇を取れるはず。
休日、少しずつでもいいから、まずはどんな副業があるか調べてみよう!
でも、スキルを要しない副業は、おすすめしない。
アルバイトとか単純な文字の書き起こしみたいな…
あなたの会社がなくなるようなことになったら、大量の人がなだれ込んでくる。
仕事は取れなくなる。それじゃあ意味がない。
ちなみに、リストラにあったわたしのC先輩。
会社員時代に、マンションへの出資と管理の副業をしていた。
退職後、水を得た魚のように、本業化させた!
会社員時代、確かに、かなり怪しい行動をしてた…
- しょっちゅう昼休みに銀行へ。賃貸者からの家賃振り込みを確認してた模様…
- しょっちゅう半休を取得。内見や業者が工事に来るとき、立ち会っていた模様…
この副業は、スキルっていうか微妙でだけど。確かに参入障壁は高い。
会社をクビになった人が、すぐにできる仕事じゃない。
という意味で、C先輩、先見の明あり!
③出世して、なんとしてでも大企業で生き抜く
わたしは、この目で大企業のリストラを見たけれど…
わたしの知る限り、部長、課長で、リストラされた人はいない。
各部長が、リストラ対象者を選んでいたのは間違いない。
さすがに、自分で応募した人はいない。
そして、課長は、部長に選ばれている人。ある意味、運命共同体。
部長からリストラ対象者に、指名された人は、ほぼいない。
一部、高齢の課長は、「これを機に」ということで対象だった…
だから、順調に出世すれば、リストラは免れる。
ただし、大企業で、順調に出世する人は、これくらいの割合。
- 30代で課長になる人:上位10%
- 40代で部長になる人:上位5%
- 50代で役員になる人:上位1%
それには、厳しく、長い長い争いを勝ち抜く覚悟が必要!
それでも、会社そのものが消滅する可能性は、もちろんある…
で、ごめんなさい。わたしは、30代で課長になったけど。。
部長になれずに、敗北した人間。
これ以上、出世に関するアドバイスは無理です…
出世を諦めるわけじゃないけど…
転職活動や副業など、外に目を向けた活動もしっかりしていきます!
とにかく、選択肢を増やしておく必要がありますね
その通り!!
この記事が、あなたの人生において、新たな行動のきっかけになればうれしいです。
わたしのように、転職活動も副業もせず、後悔する人生を送らないようにして下さい!
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