本日はこんな悩みを解決します。
わたしは、会社員人生17年、後半は、管理職として多くの部下と仕事をしました。
そんな経験を踏まえて、仕事ができない人の口癖を解説します。
もし、無意識のうちに口に出してしまっている場合…
- 確実に損をしています
- 周囲の評価が下がっています
- 仕事のチャンスを逃しています
その理由を解説します。記事後半では、どう直せばいいかも合わせて。
この記事を読めば、いますぐに、仕事ができない人の口癖を直すことができる!飛躍的な評価アップにつながります!
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仕事ができない人の口癖13選
口癖①:「○○さんに言われた通りにやりました」
仕事ができない人は、自分の意思がない。
自分の仕事に対して、一番時間を使って考えているのは自分。そして、責任を持つのも自分。○○さんではない。
口癖②:「会社のルールが悪い」
仕事ができない人は、言い訳をする。
会社のルールは全員が守っているもの。自分が、仕事ができない言い訳にはならない。他の人はそれを守って、成果を出している。
さらに、本当にルールが悪いならしっかりと改善依頼をすべき。上司なり、ルールを所管する部署に。
仕事ができない人はこれをせずに、文句ばかり言っている。
口癖③:「前回こう言いましたよね?」
仕事ができない人は、ある時点で、上司が言ったことを勝手に絶対条件にする。
立場が上になればなるほど、日々、新たな情報を収集している。考えも変わる。過去の考えにとらわれず、日々、進化している。
さらに、仕事ができない人は、指示に対応する対応が遅い。
前回、っていつのこと?と聞くと、1週間以上前だったりする。上司が覚えているはずがない。反応するスピードが遅すぎる。。
口癖④:「アポは資料ができてから入れます」
仕事ができない人ほど、1つずつ仕事を終わらせることにこだわる。
もちろんそれが必要な仕事もある。でも、忙しい上司。忙しいお客さまの予定、アポ取り。これは先にやらないとダメ。
忙しい人ほど、次にとれる予定が、1週間後だったりする。資料を準備している間にも、どんどん相手の予定が埋まっていく。
口癖⑤:「毎日残業して遅くまでやっている」
仕事ができない人は、残業を努力だと思っている。頑張っている結果だと思っている。
完全に逆。。日中に仕事を終わらすための努力ができいない結果。頑張っていない結果。
そして、残業代はコスト。会社にとっては、経費。当然、マイナス評価。
口癖⑥:「見て下さい。わたしのタスク管理表!こんなに溜まってます」
仕事ができない人は、仕事をこなす時間より、タスク管理に時間を割いている。
それを上司や同僚に見せて、忙しいアピールをする。本日中に必ず終わらせないといけない3つのタスクを眺めて、順番を付けたりしている。
つべこべ言わず、上から順に終わらせよう。。。
口癖⑦:「見て下さい。わたしのスケジュール表!もうびっしりです」
仕事ができない人は、こう勘違いしている。
スケジュールが埋まっている=仕事できる
自分を売れっ子芸能人だと勘違いしている。
- ほんとにそのスケジュールはギャラを生んでいるの?
- 無駄な打合せばっかりじゃない?
- 本当に大事なチャンスを逃してない?
勝手に時間を無駄にするならまだいいマシ。スケジュールが埋まっていることを理由に、ギャラを生む仕事を断る始末・・・
口癖⑧:「失敗したらどうしよう・・・」
仕事ができない人は、初めてやることに、過剰な不安を抱く。
会社員、しかも若手がする仕事の失敗なんて、たかが知れている。医者のように他人の命を左右したりしない。
数百万円ぶっ飛ばしても、会社はつぶれない。あなたがクビになることもない。
口癖⑨:「もう無理・・・」
仕事ができない人は、すぐに弱音を口にする。
周囲にも自分にも、マイナス効果しかない。言ってもやるしかない。現実は変わらない。
弱い人間、頼りない人間と思われるだけ。
口癖⑩:「持ち帰ります」「後日回答します」
仕事ができない人は、上司やお客さまに即答できない質問をされる。実質、ゼロ回答で終わらす。
自分は正確な情報を提供したいと思ってる。でも、相手が求めているのは、正確な情報じゃない。いま知りたい、ただそれだけ。
相手はすごくイライラする。
例えば、「概算見積もりはいくら?」こう聞かれた時。とにかくその場で、なにかしら回答する。間違いが判明したら、その時点で訂正の連絡をすればいい。
持ち帰っている間に・・・
- お客さまの気が変わるかもしれない
- ライバルに仕事をとられるかもしれない
持ち帰ってもいいけど、基本、その日中に回答。
口癖⑪:「メールはまだ見てません」
仕事ができない人は、情報収集が遅い。当日のメールならまだしも、前日のメールも見ていない。
特に、お客さまからは、相手にされなくなる。基本、毎朝、メールを見る。そして、回答が必要なものは、全て、朝返しておく。
「まだ見てない」なんて口が裂けても言わない。電話越しなら、話しをはぐらかしながら、いますぐに読む!
口癖⑫:「わたしの仕事ではありません」
仕事ができない人は、問い合わせがあった時、これだけを理由に断る。
- 自分の部署の範囲じゃない
- 自分の担当じゃない
相手からしたら、相談した時間だけ丸々無駄になる。せめて、誰に聞けばいいのかは教えてあげよう。
特に、お客さま対応ならば、あなたは会社を代表して応対している。
口癖⑬:「丸投げはやめて下さい」
仕事ができない人は、具体的な指示を求める。
でも、上司の気持ちを考えてみてほしい。このいずれか。。
- 具体的な指示が、実はイメージできていない
- 具体的な指示を伝えている時間がない
- こいつになら、丸投げしてもなにか成果を出しそうだ
こんなチャンスはない。
仕事ができない人が口癖を直して飛躍的に評価をアップする方法
口癖①:「○○さんに言われた通りにやりました」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「自分なりに、こう理解しました」
- 「自分なりに、こう考えました」
自分で考えたことをしっかりアピールする。相手が上司だとしても、お客さまだとしても、間違いなく信頼感が高まる。好感度が上がる。
人の意見を聞くのは全く問題ない。ネットで調べるのもいい。その上で、自分の意見や考えを整理して、それに基づいたアウトプットをしよう!
口癖②:「会社のルールが悪い」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「今回の仕事で、会社のルールのこの点が不要だと思いました」
- 「会社のルールのこの部分を、このように改善すべきだと思います」
もちろん、全てが受入れられるわけじゃない。でも会社のルールに意見するのは、こんなメリットがある。上司にこんな風に思われる。
- ルールに従うだけじゃなくて、ちゃんと自分の考えを持って仕事をしているな
- 自分だけじゃなくて、全社員の効率化につながることを考えてくれてる
- 将来的には、会社の仕組みを作っていく管理職の素質もあるかもしれない
口癖③:「前回こう言いましたよね?」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「確かにそうですね。ここをこんな感じに直しますね?」
- 「前回はこう仰りましたが、やっぱりこの方がいい、ってことですよね?」
過去のことはとにかく忘れる。目先の成果物の質を上げることだけを考える。
前回と違うことを言われたからって、一切動じない。相手からもらう指摘を、いまのフラットな状態で考える。
単純に、良くなるなら、素直に取り入れる。前回と真逆のことを言われて、良くなるか不安がある時には、率直に質問すればいい。
口癖④:「アポは資料ができてから入れます」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「とりあえず、アポ入れちゃいますね。課長も予定の確保をお願いします。」
- 「明日、アポ入れちゃってますんで、今日の直しが最後でお願いします。」
まず、アポを入れる。そして、それに合わせて、準備する。いわゆる、ゴールからの逆引き行動。
もちろん、時には上司からこんなことを言われることも。。わたしもあった。
「この状態だと、明日の本部長への説明は難しいな。リスケしよう」
正直結構へこむ。心が折れそうになることも。うまく導けなかった上司が無能だと思えばいい。
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口癖⑤:「毎日残業して遅くまでやっている」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「今日は予定があるので帰宅します」
- 「それ、明日の午前でいいですか?」
仕事は、やろうと思えば正直いくらでもある。毎日、全部やってたら、毎日残業漬けになる。体がもたない。
残業しないと決めた日は、残業しない。プライベートの予定を入れてしまえばいい。
そうやって毎日残業漬けから抜け出せると、一日の予定に余裕ができてくる。
帰宅直前に、突発的に頼まれたこと。期限を確認して、翌日にやればいいだけ。
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口癖⑥:「見て下さい。わたしのタスク管理表!こんなに溜まってます」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「タスク管理?頭の中+メールです」
- 「いいですよ!それ受けますよ」
たかだか、自分1人のタスク、当日のタスク、今週のタスク。そんなものを管理表で管理している時点で、破綻しかけている。
記憶できないほどの量の仕事を抱えるべきじゃない。タスク管理のツールを分散すべきじゃない。ベースは自分の頭の中。
本当に忘れそうなものだけメールで管理。どうせメールは仕事で使う。メールに一本化すべき。
おいしい仕事を頼まれた時、即断即決で、掴みにいかないとチャンスを逃す!
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仕事のタスク管理術!自分のタスク、人のタスク、どう管理する?
口癖⑦:「見て下さい。わたしのスケジュール表!もうびっしりです」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「その打合せ、○○さんに任せるので、わたしは欠席します」
- 「あとで議事録だけ見ておきます」
自分が絶対に出ないといけない打合せなんて、実は多くない。そう思い込んでいるだけの場合が多い。
まず、一言も発言しない会議。出なくていい。資料だけ見ればいい。部下や後輩への同行・同席。必要ない、子供じゃない・・・
スケジュールを空けておいて、突発的に発生する緊急のチャンスに備えよう。。
- 大切なお客さまからの至急の提案依頼
- 本部長からの緊急の報告依頼
- 大切なお客さまからの緊急クレーム対応
最後は、ピンチなんだけど、ピンチはチャンス。速攻で、駆けつけて対応することで評価が上がる。
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口癖⑧:「失敗したらどうしよう・・・」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「とりあえず、やってみるか・・・」
- 「失敗したら上司に責任をとってもらおう」(口癖というか心の中で・・・)
失敗ほど、大きな成長につながるものはない。そして、失敗した時に、責任取るのは上司の仕事。最悪、自分でなんとかしてもらう。
もしそうなっても、全く気にする必要はない。昔、上司も、さんざん失敗して、成長している。その時、さんざん、上の人に助けてもらった。
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口癖⑨:「もう無理・・・」
仕事ができない人を抜け出したければ、時には勇気を持ってこう言おう!
- 「申し訳ありません。いまは、お断りさせて頂きます」
- 「ごめん!助けて!」
キャパオーバーを起こしている時、断る。人に頼る。どうしても必要になってきます。
全ての仕事を受けることはできない。会社は人に頼るためにある。遠慮せずにやりましょう。無理と言ってても、何も解決しません。
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口癖⑩:「持ち帰ります」「後日回答します」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「実現することは可能です。細かい部分で難しいものはあるかもしれません。明日、正式回答します。」
- 「恐らく、概算見積もりは500万円くらいです。後日正式回答します」
上司や、お客さまが一番知りたいことは、まず、この2つ。
- できるか、できないか
- いくらかかるのか
これを聞かれたら、基本的に即答しよう。持ち帰って確認して、間違っていたら、訂正しよう。後日、こう連絡した方がよっぽどまし。
- 「実現することは可能ですが、この部分だけ難しそうです」
- 「すみません!やはり800万円くらいかかりそうです」
金額は間違いないに越したことはない。でも、お客さまは、即答した時点で、こう思ってくれるかも。
- 1,000万円いかないのか
- よし、前向きに検討しよう
口癖⑪:「メールはまだ見てません」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「はいはい、あのメールの件ですよね」
- 「えーっと、ちょっと待って下さいね、、何時頃いただきましたかね?」
もし、記憶にない場合は、こう言いいながら、読む!もちろん、朝に目を通しておくべき。そして、返信を求められているのに返信できない場合。
素直に謝りましょう。。
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口癖⑫:「わたしの仕事ではありません」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「その件でしたら、システム部に直接お問い合わせ頂いた方がスムーズです」
- 「システム部の○○さんに聞いてみてもらえますか?」
自分が対応できない問い合わせももちろんある。そんな時は、具体的な部署、できれば名前まで案内しましょう。
自分でどうしても分からなければ、一度受話器を置き。先輩に確認しましょう。折り返しでもいい。
もちろん、お客さまであれば、担当部署へ転送しましょう。電話番号を教えて、相手に電話をさせるような対応はNG!
口癖⑬:「丸投げはやめて下さい」
仕事ができない人を抜け出したければ、これを口癖にしよう!
- 「承知しました!」(平然とした顔で・・・)
- 「了解です!」(平然とした顔で・・・)
仕事の丸投げはピンチじゃない。大きな成長のチャンス!期待した結果を出せば、大きく上司に評価される。
そして、自分で考えて、自由に行動、アウトプットするとてもやりがいのある仕事。喜んで受けよう!
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まとめ:仕事ができない人の口癖と直し方
では、以上。最後まとめとなります。
<仕事ができない人の口癖13選と直し方>
口癖①「○○さんに言われた通りにやりました」
→「自分なりに、こう理解しました」
→「自分なりに、こう考えました」
口癖②:「会社のルールが悪い」
→「今回の仕事で、会社のルールのこの点が不要だと思いました」
→「会社のルールのこの部分を、このように改善すべきだと思います」
口癖③:「前回こう言いましたよね?」
→「確かにそうですね。ここをこんな感じに直しますね?」
→「前回はこう仰りましたが、やっぱりこの方がいい、ってことですよね?」
口癖④:「アポは資料ができてから入れます」
→「とりあえず、アポ入れちゃいますね。課長も予定の確保をお願いします。」
→「明日、アポ入れちゃってますんで、今日の直しが最後でお願いします。」
口癖⑤:「毎日残業して遅くまでやっている」
→「今日は予定があるので帰宅します」
→「それ、明日の午前でいいですか?」
口癖⑥:「見て下さい。わたしのタスク管理表!こんなに溜まってます」
→「タスク管理?頭の中+メールです」
→「いいですよ!それ受けますよ」
口癖⑦:「見て下さい。わたしのスケジュール表!もうびっしりです」
→「その打合せ、○○さんに任せるので、わたしは欠席します」
→「あとで議事録だけ見ておきます」
口癖⑧:「失敗したらどうしよう・・・」
→「とりあえず、やってみるか・・・」
→「失敗したら上司に責任をとってもらおう」(口癖というか心の中で・・・)
口癖⑨:「もう無理・・・」
→「申し訳ありません。いまは、お断りさせて頂きます」
→「ごめん!助けて!」
口癖⑩:「持ち帰ります」「後日回答します」
→「実現することは可能です。細かい部分で難しいものはあるかもしれません。明日、正式回答します。」
→「恐らく、概算見積もりは500万円くらいです。後日正式回答します」
口癖⑪:「メールはまだ見てません」
→「はいはい、あのメールの件ですよね」
→「えーっと、ちょっと待って下さいね、、何時頃いただきましたかね?」
口癖⑫:「わたしの仕事ではありません」
→「その件でしたら、システム部に直接お問い合わせ頂いた方がスムーズです」
→「システム部の○○さんに聞いてみてもらえますか?」
口癖⑬:「丸投げはやめて下さい」
→「承知しました!」(平然とした顔で・・・)
→「了解です!」(平然とした顔で・・・)
あなたの口癖は、周りからの評価と、あなたの会社員人生に大きく影響します!
少しずつ改善して、仕事ができる人を目指しましょう!
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