本記事では、主に若手の独身会社員向けに、お金の使い方講座を開催します。
大手証券会社に17年勤めることで…
- 金融機関が儲ける仕組み
- お客さまが損する仕組み
が、理解できた今だからこそ!
20代の時のわたし自身に伝えたい…
生命保険と医療保険は損をしている
という話しを。
いやいや!
何かあった時に困るじゃん!
まあ、もう…
解約したんだけどねw
何かあった時に、受け取れるお金に対して…
支払ってる額が割りに合わないすぎる!
いま一度、冷静に考えてみましょう。
この記事を読んで頂ければ…!
- 既に保険に入っている人:保険を解約するか見直す
- 保険に入っていない人:将来、無駄な保険に入ることがない
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独身からお金を搾取する保険のカラクリ【損するからいらない】
まず、「医療保険」の仕組みをおさらいしてみましょう。
さすがにそれくらい知ってるよ。。
加入者がお金を出しあって、貯めておく。
そして、不幸にも怪我や病気になった人が、それを使えるんでしょ。
みんなで支え合うことができるすごくいい仕組みじゃん!
確かにその通りですね。
でも、忘れていませんか?
保険会社の存在を。。
保険会社は、慈善団体ではなく事業会社です。
当然、利益を上げて、社員に給料を払っています
これらのお金は、誰が払っているのか…
- 保険の営業員の給料
- 本社事務部門の社員の給料
- 都心の一等地にあるオフィス賃料
当然、保険加入者が払っています。
ぼくもそれくらいは理解してるよ!
でも、その割合が重要なんじゃない?
まさにそう!
わたしたちが払っている保険料は、必ずこのどちらかに分けられます。
「付加保険料」の割合いってどれくらいなの?
1割くらいかな?
全然違うわw
世の中そんなに甘くない。。
3割以上だよ!
ただ、正確な情報は、保険会社は開示しません。。
なぜだか分かりますよね?
- 自分達にいいことが1つもないから!
- 保険を解約する人が増えるから!
でも開示してる会社もあるんです。
「ライフネット生命」です。
わたしたちは、
- 営業コストがなく
- 事務コストが低い分
自分達で使っている割合はすごく低いですよ、、って意味で。
それでもこれです。
まあ、どう考えても、旧来型の大手生保は…
3割は超えている
独身は貯金優先【100万円あれば保険はいらない】
それでも20代の時のわたしは不安なようです。。
でも、医療保険に入っていないと…
入院や手術が必要になった時に困らないかな~
大丈夫。
というか実際大丈夫だったw
別に、保険会社を通して、不特定多数の他人と支え合う必要なんてない。
まず、自分の貯金でどうにかできるようにしよう。
100万円貯金があれば医療保険なんて要らない。
いやー、でも100万円なんてないよ、という人。
なおさら…
- 保険会社に払ってるお金を貯金に回すべき
- 3割以上取られるくらいなら、自分で貯めよう
最悪、本当に困った時は、親や友人が助けてくれます。
一番いいのが親でしょうね。
そうすれば、保険会社に3割も取られないで済む。
わたしは人に頼ったことはないですが、入院経験は間違いなく多い方です。
5回以上。。
わたしの入っていた保険は、1回の支給額が…
- 手術10万円が上限
- 入院1日5000円、20日が上限
というものでした。
マックス1回の入院で、20万円までですね。
いままで累積でもらった額は、50万円くらい。
当然払った額分は回収できていません
わたしが入っていたのは、医療と死亡が、組み合わされたもの。
毎月1万円も払ってきたのです。
約15年間、約180万円
本当に払う額にリターンが合うか。
きちんと計算してみましょう。
独身には絶対いらない保険と入ってもいい保険
独身には絶対にいらない5種類の保険
まず、これらは入らなくても大丈夫。
というか、入ると確実に損をするものがこれ!
まず、少額な医療保険は既に説明した通りです。
その他4種類を説明します。
独身には年金保険と死亡保険は絶対にいらない!
年金保険は、平均寿命まで、生きることが前提。
ざっくりと…
支給開始年齢である65歳から、85歳まで生きないと損!
そんな保障はどこにもない。。
自分で貯金や運用ができれば全く必要性がない。
そして、65歳まで生きられないと、全額損!
全額、保険会社の儲けになります。
死亡保険は、独身なら要らないですよね。。
親より早く死んで、親が受け取っても悲しむだけ…
受け取る人ができた時に、考えましょう。
組み合わせ系の保険は独身じゃなくても絶対いらない!
そして、これが一番最悪!
これらのの組み合わせ系…
- 医療保険
- 年金保険
- 死亡保険
損得計算をさせないようにしています
そして、複雑な商品ほど加入者が損をします。
保険会社の事務コストが増えるから
既に説明した3割は搾取されている、というのが、4割超になってるかも。
複雑な商品の組成により…
- 新しい部署を作ったり
- 新しいシステムを導入
しているからです。
運用系の保険は独身じゃなくても絶対いらない!
そして、掛け捨てではない運用系。
途中で解約しても一定額をお返しします。
保険会社が運用しておきますので損はさせませんよ…
というもの。これも最悪!
保険会社の運用部門のコストが上乗せされてる
運用目的であれば、保険という商品に求めるのは、完全に間違い。
払った以上のお金は絶対に返ってきません。
確実に損をします。
保険会社経由で、証券会社に運用コストがいってるだけなので…
間接コストが発生しています
運用目的であれば、運用商品を直接選びましょう。
- 株式
- 債券
- 投資信託
などです。
独身が検討してもいい保険
最後に、不測の事態に備えて、入ってもいい保険。
不幸にも、保険を使うことになってしまった時には…
自分で払えない大きなお金が手に入る
大きな損失が補填される
ただし、覚悟を決めて掛け捨てです!
では、長くなってしまいましたが、以上となります。
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