SEのやりがいは?魅力やツラいことも合わせて解説【就活生向け】

SEのやりがいは?魅力やツラいことも合わせて解説【就活生向け】 SE
こんな人へ!

SEに興味がある就活生のみなさんへ!

就活生
就活生

SEに興味があります。どんなやりがいがあるのか教えて下さい。ついでに、どんな仕事なのか、きっと辛いこともあるはずなので一通り教えて下さい・・・!

結論から【SEの5つのやりがい】
  1. お客さまの目的を達成する喜び
  2. ものづくり!完成した時の喜び
  3. 人と協力して目標を達成する喜び
  4. 新しい技術・知識を身に付ける喜び
  5. 新たな人との出会いと刺激

こんにちは!たけしです。

元SE、キャリア10年のわたしが!

  • 自分の経験と知識
  • 同僚や仕事で出会った人から得た知識

…を総動員して説明します。

この記事を読んで頂ければ、これらが得られます!

SEの仕事に興味が持てる
SEの仕事にやりがいを見つけられる
SEへの「志望動機」が見つかる
SEの「志望動機」に「説得力」「熱意」がこもる

【関連記事】SEの就職の完全ガイドを用意しております。よろしければ合わせてお読み下さい!

そもそもSEの仕事って何するの?

システムを構築してお客さまを支援

SEは、システムエンジニア。当然、システムを作るのが仕事。

システムは、誰でも使ったことがあります。あなたが使っているのはインターネット上で使えるシステムが多い。

例えばAMAZON。インターネット通販のシステム。これは、店舗を持たずに、商品を販売するという目的を実現しています。

システムはインターネットを使うとは限りません。例えば、お客さまの会社の経理部から、こんな要望があったとする。

  • いま、全社員が経費を申請する時、申請書を書いている
  • 申請書を、経理部が全てチェックしてシステムに打ち込んでいる
  • このチェックの業務、入力の業務をシステム化したい

こんな要望を受けてシステムエンジニアが作るもの。

  • 全社員が使う経費申請の入力画面
  • 課長や部長がその経費申請を承認する画面
  • 経理部が、経費金額を自動集計する画面

このシステムは、インターネット上には作らない。その会社内のネットワーク上に構築します。

最初に、お客さまの要件定義

SEが主に担当する1つ目が、お客さまとの調整。「要件定義」と呼ぶこともある。

先ほどの挙げた例で言うと。お客さまは、ある企業の経理部になります。システム開発プロジェクトが始まると、経理部の担当者が任命されます。

その担当者の方と、これらを明確にすること。文書化して、定義するのが要件定義です。

  • いまどんな業務の課題があるか、何に困っているか
  • どんなシステムを作って課題を解決するか
  • いくらお金をかけるか
  • 誰が使うのか、全社員?部長?経理部?
  • どんなデータを取り扱うか

【関連記事】要件定義について詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。関連記事:

次に、システムの設計

そして次が設計。SEの腕の見せどころとも言えます。大きなシステムになると半年くらいかけることも。。

こんなことを決めます。

  1. どんな種類の画面を作るか
  2. 各画面のデザイン、入力する情報
  3. どんなデータをシステムで持つか
  4. どんな帳票、資料をシステムで作るか
  5. どんなプログラム言語を使うか

ちょっとよく分からないですよね。。先ほどの経理申請システムを例に挙げると。

1.どんな種類の画面を作るか

→経費申請入力画面、経費承認画面、経費受付画面、経費集計画面・・・

2.各画面のデザイン、入力する情報

→経費申請入力画面なら、「経費の利用用途」、「利用金額」、「購入業者」・・・

3.どんなデータをシステムで持つか

→経費申請・承認データ、経費集計データ・・・

4.どんな帳票、資料をシステムで作るか

→経費申請書控え(申請各部が保管するもの)、経費集計資料(経理部が使うもの)・・・

5.どんなプログラム言語を使うか

→そして、画面であればJAVA言語を使おう。データはORACLEという製品で管理しようとか決める。。この意味は分からなくてOK

そしていよいよ、ものづくりへ

いよいよ、システム開発。プログラミングに入っていきます。残念ながら、ここからの主役は、SEではありません。

そう。PG。プログラマーのみなさんです。じゃあ、SEは何をするか。

  • PGに設計内容を説明
  • PGの進捗状況
  • 設計上の不明点があればお客さまと調整
  • 出来上がった画面をお客さまに説明、指摘があればPGと相談
  • システムの品質の管理、不具合がないか確認
  • 最後、システムが出来上がったらお客さまへ納品

1日の主なスケジュールは?

当然、SEといっても、さまざま。プロジェクトに参加中、そうじゃないかで全然違う。。

なので、先ほどの例で、引き続き。とある経理部のシステム開発プロジェクトに参画しているメンバーで。

いま設計のフェーズで、設計を任されている20代後半社員の一日。。

  • 9:00:出社、メールチェック
  • 9:30:朝会に参加、マネージャーへ設計状況報告
  • 10:00:経理申請画面の設計書を作成
  • 14:00:外出、マネージャーと共に客先訪問。経理部担当者へ経理申請画面のデザインや機能を説明
  • 15:30:帰社。マネージャーとお客さまから受けた指摘への方針を協議
  • 16:00:設計書の修正
  • 19:00:修正完了。帰宅

こんな感じ。いまは、残業規制というものがある。連日終電で帰宅。なんてことは、普通の会社ではありません。

【関連記事】より詳しくSEの仕事を知りたい人はこちらの記事をどうぞ!

SEってどんなやりがいがあるの?

お客さまの目的を達成する喜び

これが一番ですね。システムを納品した時に、お客さまにこんなことを言われた時。

  • 「すごく便利になったよ。本当にありがとう!」
  • 「いままで5時間かかっていた作業が10分で終わるようになった」
  • 「作ってくれたシステムのおかげで商品の売上が、2倍にアップした」
  • 「また機会があれば相談させて!!」

先ほどの例であれば、経理部の担当者の方、そして部長から感謝される。

  • 「経費申請書の紙で受け付ける必要がなくなった」
  • 「全社員から好評の声が殺到している」
  • 「経費申請書に課長印、部長印が不要になった。管理職から感謝の声も」
  • 「経理部のメンバーの残業時間がゼロになった」

人に感謝されて、嬉しくない人はいない。最高のやりがい!

ものづくり!完成した時の喜び

自分で設計したものが、出来上がった時の喜び。実際に動いた時の喜び。ものづくりの醍醐味。。

営業や接客だけの仕事を違って、形に残る。というのがSEの特徴。もちろん、システム、ソフトウェアなので、無形資産。

でも、画面とかデータとか、目に見えるものが完成する。そして、それが、資産となり、価値を発揮し、効果を生む。

自分が構想した通りのものが出来上がる。何度も、お客さまやマネージャーにダメ出しされて、苦労した。

結果が実って完成。最高に嬉しい!

人と協力して目標を達成する喜び

システムは同じ会社の先輩、後輩。そして、協力会社のプログラマーの方。多くの人と協力して作ります。

そういう意味では、お客さまも、プロジェクトメンバーです。それぞれが、得意分野、スキル、知識が違う。

でも、それを持ち寄ることで、いいシステムが出来上がる。そしてその喜びをみんなで分かち合う。最高の瞬間!

新しい技術・知識を身に付ける喜び

SEは、常に、新たな技術・知識を身につける。そしてその度に、自分の成長を実感することができる。

特に、何がうれしいかというと、できること、選択肢が広がる。お客さまへの提案の幅が広がる。

身につける知識には、技術だけじゃない。お客さまの業務の知識も身につく。

先ほどの例ならば、ある企業の経理業務を理解することができる。全体の業務の流れ、課題。

その知識を活かして、別の企業に、営業、提案できることがある。各企業、情報交換なんてほとんどしない。SEが橋渡しになれる。

SEは、キャリア5年を超えるくらいから、企画や提案の仕事も徐々に増えてくる。上流工程の一番上ですね。

もちろん、一番大きな可能性を秘めてる仕事。なにか大きなビジネスを生み出すかもしれない。わくわくする!

新たな人との出会いと刺激

SEは本当に色々な人と仕事をする。嫌でも。。お客さま、外注するプログラマー。そして、利用する製品やサービスを提供するベンダー企業。

わたしが刺激を受けた出会い。外注するプログラマーなんですが。。管理職になってから初めて、オフショア開発を行いました。

簡単に言うと、海外へ発注すること。中国の会社と付き合いました。大きな会社じゃないんですが。。

その会社の社長が日本によく来るんで、その度に会食。OSを開発した経験があるそうで、、技術のレベルが桁違い・・・!

さらにメンバーも、超優秀。素直でいい人達ばかり。恐らくみんな中国で、トップクラスの技術者。。

最高の出会いと経験でした!

SEってどんな魅力があるの?

比較的給料が高い

SEと一言でいっても、色々な職種に分かれるので一概に平均年収を示せないんですが。。

<職種別の平均年収>

コンサルタント:928.5万円
プロジェクトマネージャー:891.5万円
高度SE・ITエンジニア:778.2万円
SE・プラグラマ:593.7万円

<スキル標準レベル別の平均年収>

レベル1 … 新人・初級者レベル:437.8万円
レベル2 … 若手人材レベル:499.2万円
レベル3 … 中堅人材レベル:576.0万円
レベル4 … チームリーダーレベル:726.1万円
レベル5 … 社内での指導者・幹部レベル:937.8万円
レベル6 … 国内/外で著名なレベル:1129.9万円

出典:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果 平成29年8月21日経済産業省

レベル6なんて、存在するのか・・・?ちなみにわたしは4と5の間でしたね。。

で、日本人の民間企業会社員の平均は。。

平均給与は441万円

男性545万円、女性293万円

出典:平成30年分民間給与実態統計調査結果について

【関連記事】SEの仕事の種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです!

スキルが身につくので転職・独立しやすい

転職する人は多い。同じ業種、SEであれば、転職活動に時間がかかっていない。

理由はこうです。

  • 常に需要の方が上回っている、慢性的人手不足
  • 人材マーケットの規模が大きく流動的
  • 転職エージェントも取り扱う機会が多くて慣れてる
  • スキルと実績が説明し易い

国家資格の存在も大きい。情報処理技術者試験。国、経済産業省がスキルと知識を認定する。信用力が高い。

わたしも応用情報処理技術者は持ってます・・・会社に取らされました。。

お客さまの業界の業務に詳しくなるので、その業界に転職する人も。わたしは金融系SEでした。金融機関に転職する人は多い。

あと、独立する人も多い。フリーランス。知人でも何人もいました。それでも仕事は十分ある。

大企業から直接、発注されることはまれ。でも、そこから、2次請け、3次請け・・・となるに従い。必ず、フリーランスが登場する。

【関連記事】IT業界構造やキャリアについては、こちらの記事を合わせてお読み下さい!

実は技術スキル以外にも様々なスキルが身につく

SE、特に、中堅以上になればなるほど、こんなスキルが必要になる。身につけざるを得ない。

  • 企画立案、提案スキル
  • 営業スキル
  • コミュニケーション・調整スキル
  • プレゼンテーションスキル
  • ドキュメント作成スキル
  • マネジメントスキル

SEに限らず、会社員全般に必要なスキルですよね。なので、全く別の業界に転職する人もいます。

わたしの同僚の事例だと。公務員、会計事務所、生命保険会社、あと、、外国(国名思い出せず…)の日本大使館!

わたしも、SE時代に身につけた「ドキュメントスキル」を活かして、このブログをやっています。結果はまだ出ておらず・・・(汗)

将来性がある、仕事はなくならない

常に需要が上回っている状態です。どの企業でもそうですが、システム化したい業務が山ほどある。

でも、その10分の1も実現できていない。

今後、金融機関に代表される大企業の仕事が、どんどんシステムに置き換わります。AIを使うもの、RPAというロボットを使うもの。

その時に、仕事がなくなるのは事務職の人。仕事が増えるのがSE。

全部が置き換わるのに、長期間かかる。大企業の事務や紙の量は、とんでもないので、10年、20年じゃ完了しません。。

在宅ワークができるかも・・・

でも、これは会社による。。特に、独立してる人や、WEBエンジニア系は、在宅勤務ができる割合が多い。

ただ、SEの仕事に真に必要なもの。。PCのみ!あとは、スマホですかね。。

なので、コロナウイルスの影響もあり、どんどん進んでいくのは間違いないでしょう。

そうなるとこんないいことがあります。

  • 無駄な通勤時間がなくなる
  • 無駄な会議や紙の資料がなくなる
  • 家族との時間が増える、育児としながら仕事ができる
  • 成果だけが正当に評価される

逆に、大企業の場合。まだ認めれていない会社もあります。わたしの会社は認められていませんでした。

就活生は、会社選びの際に気をつけましょう!まだ導入していなければ、見通しがあるのか質問しましょう。

SEのツラいことは?

プロジェクトが忙しい時期は大変

これが大きな特徴です。毎日絶対に定時退社したい。という人には向きません。プロジェクトの状況によって大きく左右される。

自分がきっちりと仕事をこなしていてもそうなる場合が・・・!

例えば、お客さまの都合。日中は本業を優先しないといけない。打合せが定時後になることも。

あるいは、プロジェクト全体に遅延が発生。他のメンバーのをフォローしないといけなくなることも。。

ただ、最近は、残業規制がある。ブラック企業じゃない限りはこれを守っている。昔のように、サービス残業、毎日終電、なんてことはない。

調整・承認という無駄な仕事が多い

これは、大企業の社内SE、システム部員。そのシステム子会社のSEになると増える。

わたしはまさに、金融機関のシステム子会社でした。さらに終盤は管理職。もう調整地獄。。こんな仕事ばかり。。

  • 調整・承認のための膨大な資料作り
  • 契約部門との調整、書類のやり取り、幾度とない修正
  • 上司や役員への説明、調整

精神的にも疲弊するし、、本業のものづくりに割く時間が削られる。スキルを磨く時間もなくなる。

しかも、社内でしか通用しないスキル。。

詳しくはこちらの記事をどうぞ!

【関連記事】大企業SE、社内SEの実態について知りたい方、こちらの記事を合わせてお読み下さい!

トラブル対応~時には夜中も~

システムにトラブルはつきもの。急に動かなくなる、処理が止まる。しょっちゅうあります。

日中であればまだまし。その日の予定が狂うだけ。でも、残業しないといけなくなる。

さらに、夜間にフォローが必要なことも。タクシーを使って緊急出社。。夜中にも処理が動いている。

その役目は若手がやることが多い。でも管理職になっても完全にはなくならない。わたしは、課長クラスでした。

夜間にシステム障害が起きると、部下に電話がいく。その後、部下からわたしに電話がくる。出社の指示、対応方法の指示を仰ぐために。。

出社して、対応が終わるまで、2時間くらいは眠れない・・・管理職なので、残業代もない。翌日は平然と出社。。

50種類くらいのシステムを担当していたので、平均で2週間に1回くらいは夜間に対応してました。。

あと、システムは週末、つまり、金曜の夜間にリリースすることが多い。そう、そこでなにか問題があれば、土日に出社。

今後、リモートワークが進んで家で対応できるかもしれない。でも、夜中に仕事をしないといけないことに変わりはない。

在宅ワークができない場合も…

さきほども説明しましたが、会社によっては在宅ワークができない。特に、大企業やその子会社で多い。

セキュリティがしっかりしてるから。開発するための専用のPCが社内にしかないので、出社するしかない。

特に、トラブル対応のために出社が必要な会社が多い。企業の本番サーバに家からアクセスされたら、たまったもんじゃないから・・・!

本番端末ルームにあるPCからしかアクセスできない。入室時に静脈認証して、スマホも持ち込めない部屋。

【関連記事】リモートワークを導入していない会社のヤバさについては、こちらの記事で解説しています。よろしければ合わせてお読み下さい!

成長や出世に時間がかかる

SEは、成果が数字で現れにくいです。もちろんプロジェクト毎に、売り上げ、利益があります。

ただ、若いうちは、1メンバーにすぎない。そのプロジェクトの成果が自分の成果になるわけじゃない。

自分の担当したのは、そのうち3画面の設計と開発。その成果を他人と比較できるような数字で表すことが難しい。

お客さんの満足度が高かったです!と言ったところで、他人と比較できる点数を付けてもらえるわけじゃない。

ということなので、営業のように数字で成果を上げて、短期間で出世。20代で課長。こんなことはない。。

SEに向いている人、向いていない人

最後に向いているの特徴と、向いていない人の特徴を紹介します。8つクリアできれば概ね適正あり!

向いている人の特徴6つ【当てはまるかチェック!】
✔コミュニケーションが好き
✔プレゼンテーションが好き
✔文章を書いたり図を書くのが好き
✔情報収集と勉強が好き
✔検索する習慣がある
✔打たれ強い、打たれて伸びる

向いていない人の特徴6つ【当てはまらないことをチェック!】
✔完璧主義
✔人にものを教えるのが苦手
✔出世欲、稼ぎたい欲が高い
✔クリエイティブな仕事がしたい
✔自分のペースを乱されたくない
✔飽きっぽい、継続できない

【関連記事】各チェック事項の詳しい解説はこちらの記事をどうぞ!

最後に:SEのやりがいのまとめ

最後にSEのやりがいと、関連記事をまとめて終わりにします。

SEのやりがい5つ!

  1. お客さまの目的を達成する喜び
  2. ものづくり!完成した時の喜び
  3. 人と協力して目標を達成する喜び
  4. 新しい技術・知識を身に付ける喜び
  5. 新たな人との出会いと刺激

最後になりますが。。

わたしはSEを選んでよかったと思っています。

社会人の最初のキャリアとしては、基礎から色々なことが学べます。

就活生のみなさん!

少しでも興味があれば、業界研究をしてみて下さい。

できれば、まずは、わたしのブログで・・・!

【関連記事】SEの就職の完全ガイドを用意しております。よろしければ合わせてお読み下さい!

– END –

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