SEの仕事について10の質問に答えます~激務?給料は?文系でも?~

SEの仕事について10の質問に答えます~激務?給料は?文系でも?~ SE
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色々と聞きたいことがあります…全部ぶつけていいですか?

こんにちは!たけしです。

今回は、元大手金融機関系SE。
10年以上のキャリアがあるわたしが!
素朴な質問に全て回答します。では早速!

【関連記事】SEの就活について完全ガイドを用意しています。よろしければ合わせてお読み下さい!

質問1:SEの仕事は激務?大変?

質問1:SEの仕事は激務?大変?

・もちろん会社による
・労働基準法を守っている会社ならば大丈夫
・SEは忙しい時期がある

当然会社による。
社員100名以上の会社なら基本的に大丈夫。

労働基準法という法律で、残業時間等の上限が定められている。

わたしも昔は残業毎月100時間。
休日も普通にサービス出社をしてた。
いまはそんなことは絶対できない

ある程度の規模の会社で、日常的に違法があると、バレて処分される。社員数が多いほど、社員に訴えられる可能性が高い。
労働基準監督署にも目を付けられている。

社長がワンマン経営している、小規模の会社は注意が必要。閉ざされた世界で、仕事とプライベートの区別がない可能性がある。

ただ、他の職種と違うのは、必ず繁忙期があること。プロジェクトに参加する場合、こんな時に急に忙しくなる。

・スケジュールに遅れが発生している時期
・開発作業のピークを迎えてる時期
・プロジェクト終了の時期

時には終電ギリギリになることも。精神的に追い詰められて、大変な思いをすることも。

でも残業時間は、基本、1か月で45時間多くても80時間と法律で決められている

質問2:SEの給料は安い?将来安定するのは?(定時帰りや給料高めなど)

質問2:SEの給料は安い?将来安定するのは?

・これももちろん会社による…
・給料の水準は全ての仕事の平均くらい

・高すぎず、低すぎない

これらの会社・業態は、比較的高い。さらに勤務時間なども安定。早くて30代後半、40代で課長になれば、年収1,000万円も狙える

・大企業の社内SE(システム部)
 例)金融機関のシステム部
・大企業のシステム子会社
 例)MUIT(MUFGの子会社)
・公務員のSE(システム部門)

 例)公官庁のIT推進課
・メーカー系のSE

 例)日立製作所、NEC

逆に、このような会社は、比較的低い
普通に出世するだけでは、年収1,000万円は難しい。
さらに勤務時間などは不安定な場合も。

・独立系のシステム開発会社
・人材派遣型の会社
・プログラミングに限定した小さなソフトウェア会社

当然だけど、こんな人気職種に比べると給与水準は低い。大手金融機関、大手総合商社、大手メーカー…

質問3:大手SE会社に入るには大学院まで出なきゃ採用されない?

大手SE会社に入るには大学院まで出なきゃ採用されない?

・基本的には関係ない
・逆に、損をする場合がある
でも有利になる場合もある

大学院で学ぶことが、SEの仕事で活きることはない。SEは研究職じゃない。高度で専門的な知識は必要ない

このような、対人間のスキル。コミュニケーションスキル、ドキュメントスキルが必要。

・プロジェクト推進や、開発を順番に進める力
・メンバーやユーザーを巻き込んで推進する力
・分かりやすいドキュメントに整理する力
・打合せやメールで説明する力

なので、基本的には経験が必要
院卒の人は、修士であっても、2年遅れのスタート。大学院に行ったことは何も役に立たない。さっさと就職しておけば…と後悔する人が多い。

逆に大学院を出ていないと入るのが難しい職種もある。でもこれは、SEとは言わないかも・・・

・Google、Amazonなどの先端企業のエンジニア
・日本IBMなどの専門的なハードウェアエンジニア

質問4:大学は情報学部に入った方が有利?文系じゃ無理?

質問4:大学は情報学部に入った方が有利?文系じゃ無理?

・情報学部が有利になることは、ほぼない
・文系でも全く問題ない

繰り返しになるが。。
SEに必要なスキルは、対人間スキル。

・プロジェクト推進力、調整力
・コミュニケーション力
・ドキュメントスキル

情報学部で教えてくれることじゃない
むしろ、文系の人の方が得意なことが多い。

ただ、情報学部のゼミなどで、システムを作ってみた。それがきっかけでSEに興味を持った。

こんな場合、企業側も、採用したいと思うかも

ただ、文系でゼミのリーダーをやった経験がある。でも、全然アピールになる。

質問5:SEに数学の知識は必要?

質問5:SEに数学の知識は必要?

①小学校程度の数学知識が必要
②中学校程度の数学知識が必要
③高校程度の数学知識が必要
④大学程度の数学知識が必要
⑤数学不要なんて情報がウソ
→②があれば十分!

数学の知識というより、論理的な思考力が必要
でもさすがに、四則演算の知識はいる…
まあこれはSEに限らないけど…

プログラムは、論理を記述するもの。
システムは、プログラム、つまり論理の集合体。

魅力的な表現とかは関係ない。

例えばネットの申込画面で、郵便番号入れたことありますよね?この時、画面の裏側でこんなチェックプログラムが動いてる。

①入力された情報が数字じゃない
 →エラー「数字を入れて下さい!」
②7桁になっていない
 →エラー「7桁(3桁、4桁)で入れて下さい!」
③存在しない郵便番号
 →エラー「その郵便番号は存在しません」
④上のチェックを全部通過
 正常に受付けました

この論理を組み立てて文章にするのが「設計」
この論理をプログラム言語で記述するのが「プログラミング」

質問6:SEの仕事は常に進化している?常に勉強が必要?

質問6:SEの仕事は常に進化している?常に勉強が必要?

・もちろん進化しているし勉強は必要
・でも、そこまで日々激しく進化してるわけじゃない

SEに限ったことじゃないけど、もちろん勉強は必要。

ただ、SEに関して言うならば、新しい開発言語を常に勉強するわけじゃない

大企業のシステムは、10年以上前から使ってる開発言語はほぼ同じ。それをどんな手法で、どこに作るかが進化している。

これらを勉強することの方が多い。

・新しい開発手法
 →アジャイル開発
・新しい開発基盤、ツール
 →AWS、セールスフォース
・新しいパッケージ製品
・新しいセキュリティ対策法

1つ1つは解説しない。
雰囲気だけ伝われば大丈夫。。

質問7:SEとPG(プログラマー)の違いってなに?

質問7:SEとPG(プログラマー)の違いってなに?

・SE:上流工程、全体設計、プロジェクト推進が中心
・PG:下流工程、プログラム設計、プログラミングが中心

SEが上に立って、SEのリードの元、PGが仕事をすることが多い。

SEが主に担当する上流工程は、「要件定義」とも言われる。ユーザーから「システムに求めるもの」を引出す仕事。

最初に、これに失敗すると、目的を満たさないシステムができる。
失敗プロジェクトに…

PGが主に担当する下流工程は、「開発作業」と言われる。
まさに、モノ作りそのもの。

なんとなく気づいたかもしれないけど…
基本的に、SEの方が希少価値が高い。PGの仕事は、国外、中国などで行われることもある。

なので、給料も一般的にはSEの方が高い。

ただ、注意が必要なのは。
すごく高くて希少な技術スキルを持っているPGもいる。
SEより高額な報酬が支払われる場合もある。

独立や起業などにより、PGを束ねてリードしていく人も。この場合、会社員SEより高い報酬を得ている人もいる。

質問8:SEに必要な資格は?

質問8:SEに必要な資格は?

・最低限は、基本情報処理技術者
・応用情報処理技術者も持ってた方がいい

この2つは、国家資格
国、経済産業省が認める公的な資格。

多くの会社で、昇格時に絶対必要だったり。
持ってないと減給されたり。
持ってると、手当がついたりする。

「基本情報処理技術者」は、いわば運転免許証みたいなもの。できれば学生のうち、若手のうちにとっておいた方がいい。

さらに、SEとして、設計やプロジェクト推進を担いたいのであれば。「応用情報処理技術者」も。。

その上になると「プロジェクトマネージャー」とか高度区分になる。

わたしは、これを持っていないのに、昇格。
毎月2万円くらい減給されてました(涙)

それ以外の民間ベンダー認定資格は必要に応じて。
オラクルやAmazonが認めるもの。
これらは業務で使わないとなんの意味もない。

質問9:SIer(エスアイヤー)とSESってなに?

SIer(エスアイヤー)とSESってなに?

・SIerは、開発をある程度のまとまった単位で、一括で請け負う
・SESは、開発者を派遣

まず、SIer。
SIは、システムインテグレーターの略。
これに、”er”という「行う人」をくっ付けた造語。
システム構築を営む事業者のこと。
わたしが所属していたのはこの形態。
金融機関のシステム開発子会社。

次に、SES。
システムエンジニアリングサービスの略。
いわゆる、IT人材派遣事業者。

一番違うのがお金のもらい方。

SIer:「プロジェクト」「システム」「機能」の単位で受注
SES:「派遣社員」の単位で受注

SIerは、受注したものをいかにコストをかけずに作るかで利益を出す。

SESは、1人あたりの金額を上げる、多くの人を派遣する、で利益を出す。

業務内容は、SEとPGの違いは?に近いものが。。
主に、SEはSIer、PGがSESに所属することが多い。
そして、SIerがSESに発注することが多い。

質問10:どんな性格の人が向いている?

質問10:どんな性格の人が向いている?

・空気を読みすぎない、KYの方がいい
・真面目すぎない、完璧主義すぎない
・他人をうまく巻き込む

1つ目。空気を読みすぎない、KYの方がいい

プロジェクト推進の立場になると。
KY力も必要になる。
いちいち、メンバーの顔色を伺ってられない。

・必要な定例会議には参加してもらう
・各種ルールを守られせる

あと、ユーザーやお客さまにも遠慮しすぎてはダメ。

・必要な時間はとってもらう
・期限を守って要件を提示してもらう

2つ目。真面目すぎない、完璧主義すぎない
システムの規模が大きくなるほど、完璧はありえない。

・バグ、不良は全部取り切れない
・障害、トラブルは発生する
・設計書やプログラムコードを美しく完璧には書けない

ある程度の割り切り、諦めが必要。
期限、スピードを重視することも必要。

3つ目。他人をうまく巻き込む

1つ目と似てるけど…
自分で勉強することも必要。
でも活躍する人の特徴は。

「知ってる人をうまく巻き込む」
「知ってる人とつながること=自分が知っている」

特に、システムではなく、業務に関する知識。
業務がシステムに求めること。

これらはユーザーを巻き込まないといけない。
遠慮せず人を巻き込んでいる人が活躍している。

ということで、今回は以上となります。

SEを目指す就活生のために少しでも参考になればうれしいです。

SEの就活やキャリアに関しては、他にもいくつか記事を用意しています。

是非、合わせてどうぞ!

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