最近の若手とはどうもうまくやれてない気が。。
まじめで素直なんだけどねー
直せるところがあれば直したい!
OK!
それにはこれらを知ることが大事!
- 若手社員の考え方
- 若手社員が嫌うことと
- 若手社員が望むこと
今日は6つ解説していこう!
若手社員と仕事をしていて…
どうも考えが合わないな
と悩んでいるあなた!
わたしは、金融系システム会社の元管理職。
こんな経験があります。
- 30代前半:常時10人くらいの若手社員を育成
- 35歳から辞めるまでの4年間:常時20人くらいの若手を育成
色んな若手社員と仕事をして、育成し…
わたしも自分の姿勢を改善してきました
そんな経験を踏まえて解説します。
この記事を読んで、これらを手に入れて下さい。
- 明日から若手社員と接する姿勢が変わる
- 若手社員があなたを見る目が変わる
- チームのパフォーマンスが高まる
【関連記事】管理職の役割を果たす完全ガイドを用意しています。合わせてどうぞ!
若手社員の育成方針①:細かいチェックが嫌い→短時間で
- 特徴:細かい審査とチェックは嫌い
- 対策:ノーチェックのふりでスピード承認
でも若手はミスが多いからなー。。
それに審査とチェックがわたしの仕事。
気合入れてやらないと…
昔の管理職は細かかったので、文章の「てにをは」チェックとか大好きでしたよね。
でも…
そんなの最近の若手はすごく嫌がります
SNSで、なんでもピッと送っちゃう世代。文字さえ使わないことも。
そして、ネット上に落ちている、誤字脱字満載の情報に日常的に触れてる。
気にせず、ザッと読んで自分のものにしちゃう。
長い審査、細かいチェックと指摘はNG!
先輩、管理職としてチェックしないといけないことも分かる。
ぐっとこらえて、これに注意しよう。
課長!印鑑ください!
(げっ・・・誤字が多いな。。うーん、まあ本質的な部分じゃないし、いいか)
はい!
ありがとうございます!
(課長、ほとんどチェックしてない。おれ信頼されてんだな!)
若手社員の育成方針②:承認欲求が高い→ふしめでほめる
- 特徴:実はすごくほめてほしい
- 対策:ふしめふしめで必ずほめる
それは昔もいまも変わらないでしょ。。
みんなほめられたい。
認められたいから仕事をしている。
「承認欲求」という言葉、あまり好きじゃないんですが。
承認欲求(しょうにんよっきゅう)とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。
引用:wikipedia「承認欲求」より
要するに、認められたい、ほめられたいってこと。いや、、それは昔も今も変わらないだろうと。
でもちょっと違うのが。。
最近の若手は…
ほめられない気持ちを表に出さない
さらに…
ほめられても喜ばない
意外とプライドが高い。
そんなことのために仕事をしてるんじゃないと。
でも、ほめられない時には、実はすごく気にしている。
もしかして駄目だったのかなと。
こんな時には、よかった点を見つけてほめてあげよう。
実はモチベーションがものすごく高まっている
今日の会議の説明、よかったね。
部長もよかったって喜んでたよ。
あ、はい。。
(よっしゃ!)
若手社員の育成方針③:仕事とプライベートを完全に分ける→仕事以外の口出し絶対NG!
- 特徴:仕事とプライベートを完全に分ける
- 対策:プライベートに一切口出しNG
みんなの親睦を深めるために、社員旅行を計画しようかな…
あり得ない!
休日の時間を奪う、自分の立場を使って誘うような行為はNG!
いまどきの若手は、プライベートをすごく大切にしている。
休日だけを目標に割り切って仕事をしている人も。
そんな休日を奪った日には、殺意を抱かれかねない。
当然ですが…
休日に急を要さない仕事の連絡は厳禁
その時点で業務になるので、休日出勤。
まあ、飲み会やイベントを企画するのは構わない。
でも、これらは絶対NG!
今日一杯どうだい?
今日はやめときます!
(めんどい…)
OK!またね。(涙)
若手社員の育成方針④:自分を甘やかす→期限が迫ってきたら一言
- 特徴:タスクの期限管理が甘い
- 対策:大事なタスクは自分で管理
え、、これができないと厳しいでしょ。
確かにそうだけど、求めすぎてはいけない。
30代以上の世代は、定められた期限は徹夜してでも死守!
そう教えられて実践してきた。
でも、そんな時代じゃない。
労働時間には上限があってうるさく言われる。
初めからそんな環境で仕事をしている若手に…
期限を厳しく追及しすぎても逆効果
最近の若手は、いい意味で自分を追い込みすぎない。
開き直るのも早い。
でも、メンタルをやられるよりよっぽどいい。
大事な仕事を任せたら、さりげなくフォロー
役員報告の件、準備どう?
え、、あ、はい!そろそろやります。
(くっそ、まだ覚えてたのか…)
他にも色々お願いしてるからねー
(やっぱりやってなかったか。。先に役員に根回しだけしておくか)
若手社員の育成方針⑤:お金には興味がある→残業と副業を認める
- 特徴:実はすごく稼ぎたい
- 対策:残業も副業も認める
仕事はお金のためだけじゃないぞ!
社会や組織への貢献、そしてやりがい!
もうそんな時代じゃない
若手社員は、当然、承認欲求もあるけどが…
一番は、金銭欲求!
昔のよりも、意識してる。
給与水準が下がってるから
ある程度、残業しないと、生活できないし、遊べない。
政府は働き方改革を掲げて、残業を抑制。
わたしが話しを聞いている限り、大多数の若手は迷惑してる。
- 余計な申請が多く発生し、さらに残業代も抑制
- 上限に近づけば、口うるさく言われる
残業については、人によって考え方が違う。
柔軟に認めてあげましょう。
お先に失礼しまーす!
お疲れさま!
(はやっ!あー、彼はYouTube撮ってるんだったか…)
若手社員の育成方針⑥:新たなものへの行動力はある→関与させろ
- 特徴:実は行動力がある
- 対策:新しい企画を丸投げをする
足を使うってことだろ?
若いもんには、まだまだ負けないよ?
そういう意味だけじゃありません。。
新しいサービスをとりあえず始めてみること
意外と、みんな、新しいことをちゅうちょなくやってる。
メルカリで不要なものを売ったり、ふるさと納税したり。
若い人の方が、新しいことへアンテナを張っていて、行動に移している。
今度、当社の公式のTwitter?
ってのを作ることになった企画してみないかい?
まずは企画書からでいいよ。。
(翌日…)
アカウントできました!
宣伝・広告のツイートも開始してます!
えっ!!もう…
ツイート?あとは任せたね。。
以上となります。
若手には…
あなたができないこと
の中で…
できることが山ほどある
逆に、苦手なこともあります。
得意な仕事を多く与えて育成しましょう!
その能力をフルに発揮してもらいましょう!
それによって…
Win-Winの関係を築きましょう!
【関連ガイド記事】管理職が果たすべき役割の完全ガイドです。
【↑この記事の概要と掲載記事一覧↓】
<役割①:組織の目標を立てる、達成する>
- 組織の成果を最大化するのが目標設定
- 必要な2つの視点:全社目標を細分化、メンバー目標を足し算
- 3種類バランスよく:直接目標、間接目標、スキルアップ目標
- 必要な2つの取り組み:目標の説明・話し合い、中間フォロー
<役割②:部下を育成する、責任をとる>
- 若手社員の育成・教育方法
- 部下のタスクを管理・フォローする
- 仕事の「ほうれんそう」に見返りを与える
- 時には仕事を「丸投げ」する
- 速やかに正しい意思決定をする【なるべく会議以外の手段で】
<役割③:部下を評価する>
<役割④:部下の模範になる>
- 部下に憧れを抱かれる
- 部下に嫌われることをしない
- 部下をダメにする上司にならない
- 部下に悩んでいる姿を見せない
<管理職の役割を果たせない人の行く末>
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