管理職に向いてない人の特徴9つ!行く末5つ!選ぶべき道4つ!

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管理職に向いてない人の特徴9つ!行く末5つ!選ぶべき道4つ! 仕事/会社
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本日はこんな悩みを解決します。

こんな悩みを持つ人へ!
  • 「自分は管理職に向いてないんじゃないかなあ?」
  • 「このまま管理職を続けていいんだろうか?」
  • 「会社員って管理職以外を目指す選択肢ってあるの?」

わたしは、会社員歴17年。30代前半で、いわゆる課長職。管理職になりました。

35歳くらいで、管理職の中でも、上級の管理職になりました。

そんなわたしが、自分の経験を踏まえて解説します。

管理職は向いている人、向いてない人、はっきり分かれる。

自分が向いていないんじゃないかと不安を抱く人、この記事を読めば分かります。

そして、向いていなくてもすぐに諦める必要はありません。

自分の変えられるところを少しずつ変えていけばいい。そして、管理職以外にも道はある!

【関連記事】管理職の役割を果たす完全ガイドを用意しています。合わせてどうぞ!

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管理職に向いてない人の特徴9つ

まず初めに。管理職に向いてない人の特徴を紹介します。自分がどれに当てはまっているか確認して下さい。

どれにも当てはまっていない人。文句なしに管理職の適正ありです。その先を読む必要はないでしょう。

いくつか、そしてほとんど当てはまる。管理職になれない可能性が高いです。

その先を読んで、自分を変えるか、進むべき道を変えるか、考えましょう。

①自己管理ができない

自己管理ができない人は、管理職に向いてない。

管理職の仕事は、組織、つまり、自分を含めた組織に所属するメンバーを管理すること。自分自身、自分1人さえも管理ができない人に、そんなことはできない。

まずは自分自身を管理できることが最低条件。例えばこんな特徴がある人は、向かない。というか恐らく、無理。

  • 自分のタスク管理ができていない
  • 残業漬けの日々を送っている
  • 今週やるべきこと、今日やるべきことが曖昧
  • 体調が管理できない、しょっちゅう体調を崩す

②リーダーシップと行動力がない

リーダーシップと行動力がない人は、管理職には向いてない。

管理職の仕事は、組織、チームを力強く率いていくこと。メンバーを動かすメッセージを発信する能力が必要。メンバーが自分を見習ってついてくるような行動力が必要。

リーダーシップがない人はこんな特徴がある。

  • 自ら組織のルールや決まりを作ることができない
  • 多数の人に向かって定期的に情報発信できない
  • 自らが最初に行動に移すことができない
  • 困っているメンバーを助けることより自分の仕事を優先する

③人に任せることができない

人に任せることができない人は管理職には向いてない。

管理職はメンバーに仕事を任せれば任せるほど、組織の仕事量を最大化できるから。大きな結果が出せるから。

自分なら1日で終わる仕事。メンバーにやってもらうと2日かかる。

そう考えて自分でやる人は向いてない。メンバーにやってもらうことで、自分の貴重な1日を、より価値の高い仕事に振り向けないといけない。

人に任せることができない人は、こんな特徴がある。

  • 自分の方が早いから自分でやる
  • 自分の方が完成度が高いから自分でやる
  • 人に任せておいて途中で何度も口を出し
  • 期限を決めても、途中で気になって、状況を聞く
  • 最終的に自分の好みに合わせて、自分で仕上げてしまう

④人を育成できない

人を育成できない人は、管理職に向いてない。

組織やチームは個人で構成されている。1人1人の成長なくして、チームの成長はない。

そして、メンバーが成長するには、この2つのことが欠かせない。

  • 少し背伸びして達成できる目標
  • 失敗経験

人を成長させることができない人は、こんな特徴がある。

  • 必ず成功する仕事しか任せない
  • 任せて失敗した時に責任がとれない、自分でできない
  • 失敗して傷ついてしまったらかわいそうだと思う
  • 自分自身に失敗経験が不足している

⑤数字が苦手、弱い

数字に弱い人、こだわらない人は管理職に向いてない。

なぜなら、ビジネスの世界は、最終的に全ての結果が数字で問われるから。数字で示されるから。こだわらないとか、苦手とか、全く通用しない。

企業の最終成果は、売り上げ、利益。そして、ライバルとの比較。業界順位。全て数字。

数字に弱い人は、こんな特徴がある。

  • 数字が多い資料を読むのが苦手、時間がかかる
  • 根拠や実績を数字で示せない
  • 順位を付けられることが嫌い
  • 順位を付けるのはかわいそう
  • 金額を1桁間違えたり、単位を入れなかったりと致命的なミスをする

⑥調整する仕事が苦手、嫌い

調整業務が苦手な人は、管理職に向いてない。

会社は、日々、大量の調整業務が発生する。それをうまく、片付けることができずに、仕事を進めることはできない。

管理職になると、組織の代表になる。こんな調整が発生した時、難航している時、率先して、表舞台に飛び出していって解決する必要がある。

  • 組織間の調整
  • 上司との調整・報告
  • お客さまとの調整

調整するのが苦手な人はこんな特徴がある。

  • 粘り強い交渉、駆け引きができない
  • スピード感よりも資料の細部にこだわる
  • 調整の順番、段取り、根回しが苦手
  • 上の人を使うのに遠慮する

⑦会社への不満を言い訳にする

会社への不満を仕事の言い訳にする人、管理職に向いてない。

会社とは、改善点を山のように抱えている。トヨタも、Googleも、アップルも、どこも同じ。それを現場起点で改善していくのが管理職の仕事。

組織を代表して会社に意見するのが管理職。不満を言い続けているだけ、さらにはそれを仕事の言い訳にしてるようでは、一生平社員。。

不満を仕事の言い訳にする人、こんな特徴がある。

  • 不満ばかり言って仕事をしない
  • 不満を誰かに伝えることに多くの時間を割いている
  • 具体的な改善方法を示さない
  • 自分の成果が出ない、評価が低いことを会社のせいにする
  • 飲み会での話題は、ほとんど会社への不満

⑧体力がない

体力がない人は管理職に向いてない。

常に忙しい状態、残業ばかりしている人は向いてない。でも、いざという時。圧倒的な体力で、トラブルを解決することが、管理職には求められる。

わたしも、システムエンジニアの管理職時代、こんな経験が。。

  • システムトラブル対応で徹夜
  • 資料作りのために3連休ぶっ通しで1人で出社
  • 翌日平然と出社、連休に出社したことはメンバーには言わない

体力がない人、こんな特徴がある。

  • 疲れてくると冷静な判断ができない、投げやりになる
  • やりきらない、ギブアップする
  • 毎週・毎日の、リセット・回復ができない

⑨感情的になりやすい

感情的になりやすい人は、管理職に向かない。

管理職は、基本的には、スキルと経験が劣る人を部下に持つ。じっくり時間をかけて育てないといけない。

仕事のミス。能力不足。こんなことにいちいち感情的になっていたら。誰もついてこない。最悪、パワハラ認定されて、外される。

利害が対立する人。上司、関連部署、お客さまとも粘り強い交渉が必要になる。キレたら、そこで終わり。キッパリと諦めることも多い。

すぐに感情的になる人の特徴。

  • 自分のやり方を押し付ける
  • 自分のやり方以外を認めない
  • やめること、諦めることができない
  • 論理的に説得・説明できない
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管理職に向いてない人の5つの行く末

管理職に向いてない人が、このまま自分を変えないでいると、このような現実が待っています。それもいい場合は、その現実を受け入れましょう。

自分を変えたい場合、次の章を読んで下さい。

後輩が上司になる

自分は管理職に向いていない。もう管理職は諦める。いつか必ず部下が管理職、つまり自分の上司になる時がきます。

わたしも、管理職時代、自分より年次が上のメンバーを部下に持ちました。。もう諦めている人達なんで、わたしの足を引っ張ったりは、しませんでしたが・・・

わたしは、後輩を上司に持ったことはない。あなたはどうですか・・・?わたしには無理ですね。。

給料が上がらない

会社は、上の立場になるほど、給料が上がります。管理職になれば上がります。そこからさらに出世すれば、上がります。当たり前なんですが。。

よくこんなことを言う人がいます。

「残業代、休日出社手当、振替休暇がなくなるから管理職にはなりたくない」

はっきり言って大間違い!管理職になる前に残業しまくってた人。その後、管理職になりたての1、2年はそうかもしれない。

でも、その先は違う。まず、管理職になってしっかりとメンバーに仕事を振れれば。自分の労働時間は減る。時給は上がる。

そして、組織としての結果を出せば、管理職の中で、さらに役職が上がっていく。実際、わたしがそうでしたが。。35歳くらいで、上級管理職になりました。

もうそうなると、メンバーが100時間以上残業したところで、到底わたしの給料には及びません。はい。わたしは残業基本ゼロでした。

会社の仕組み作りに参加できない

管理職に向いてない人の特徴で紹介しましたが。。会社に不満を持ちまくってる人。結局、管理職にならないと、一生その不満を抱え続けることになる。

当たり前のことなんですが・・・

  • 課長になれば課の仕組みが作れる
  • 部長になれば部の仕組みが作れる
  • 本部長になれば本部の仕組みが作れる

そして、上の立場になれば会社の仕組み、ルールに発言できるようになる。なぜなら、管理職の声、意見は、会社から、組織を代表していると思われているから。

発言力が上がる。重みが違う。

万年、平社員の人。いくら発言し続ても、1社員の声にすぎない。基本的に通らない。

リストラされる可能性がある

年次を重ねても管理職にならない人。リストラ、人員整理の際に、真っ先にターゲットとなります。

わたしが、会社員時代にも、大赤字で大規模な人員整理がありました。その時、なにが行われたか、本社にいる万年平社員は、こう言われました。

  • 早期退職に応じないと、営業をしてもらう
  • 自分の給料を自分で稼いでもらうことになる
  • 悪いこと言わないから、割り増し退職金もらって辞めなさい

全員応じていました。対象者を選んでいるのは誰か。管理職、部長です。課長と相談して。課長は、切られません。

誰にも負けない得意分野を磨く必要がある

じゃあ生き残るにはどうするか。自分が会社に絶対的に必要とされる以外に道はない。

  • 自分がいなくなると会社に損失が出る
  • 自分がいないと会社の重要業務が回らなくなる
  • 会社に圧倒的な価値を提供する

なんですが・・・大企業では難しいですよね。。さらにこれから管理職を目指す、中堅社員にも。ということで、次の章で、具体的な道を探っていきましょう。

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管理職に向いてない人が選ぶべき4つの道

ここまで読んで頂き、後輩が上司になるのは無理、給料上げたい、リストラされたくない。こう思った人も多いはず。

最後に、いくつかの道をお示ししますので、選択をして、行動をしていきましょう!

それでも管理職を目指したい、続けたい

いまは、管理職に向いてない。でも自分を変えて管理職を目指したい!そう思った人もいるはず。それには、先ほど、向いてない人で挙げた特徴を克服するしかない。

  1. 自己管理ができない
  2. リーダーシップと行動力がない
  3. 人に任せることができない
  4. 人を育成できない
  5. 数字が苦手、弱い
  6. 調整する仕事が苦手、嫌い
  7. 会社への不満を言い訳にする
  8. 体力がない
  9. 感情的になりやすい

と言っても、簡単に改善できるものじゃない。。自分の性格を変えないといけないものも。。そして、1つ1つが、1記事に必要なテーマですね・・・

ということで、関連記事を紹介させて頂きます。

1.自己管理ができない
2.リーダーシップと行動力がない
3.人に任せることができない

まずは、このあたりのマネジメント分野の記事を・・・

4.人を成長させることができない
5.数字が苦手、弱い

育成のためには正しい目標設定が必要!そして、定量的、つまり、数字を使って、目標や実績を整理するクセをつけましょう。

時には思い切って丸投げも・・・ミスをさせてもいい。

6.調整する仕事が苦手、嫌い

調整の攻略法です!

仕事が調整ばかり?会社員は調整力が成否を分ける!相手別の攻略法

7.会社への不満を言い訳にする
8.体力がない
9.感情的になりやすい

これらの記事に、対処法の答えが!

でも、体力は、少しずつ身につけるしかないですね。。

スペシャリストの地位を確立する

やっぱり自分は管理職には向いてない!でも、いまの仕事、会社が好き。合っている。貢献していきたい。

こんなもう絶対に管理職に向いてない人は、スペシャリスト、専門家の地位を社内で築きましょう!進べき道には大きく、3つあります。

  1. 社内の主力業務じゃないけれど、価値がある業務を極める
  2. 社内で必要不可欠な業務を極める
  3. 社内でできる人がいない業務を極める

1.社内の主力業務じゃないけれど、価値がある業務を極める

例えば、技術力がメインの会社で、営業を極める。得意先と個人的な関係を強化する。その人がいなくなると、受注できなくなるので、手放さない。

逆に、営業メインの会社で広告・宣伝を極める。いまならWEBを活用して。こんなことを自分だけができるようにする。

  • 会社のSNSアカウント、HP作り
  • メーリングリストの管理
  • ダイレクトメールの一斉発信

2.社内で必要不可欠な業務を極める

例えば、経理や契約管理。どちらも、会社に不可欠。会社独自のルールや専門知識を身につける。その後、自分で、仕組みを作る。仕組みを効率化する。

自分がいないと回らないようにする。できればマニュアル化した方がいいけど、それも戦略のうち・・・

3.社内でできる人がいない業務を極める

意外かもしれないけど、英語ができない人がほとんど。。英訳できる、海外と連絡とれるだけも重宝される。

わたしは、証券会社に勤務していた。税理士の資格がある人は、めちゃくちゃ重宝されていましたね。

金融機関には、税金の問題は付きまといます。そんな問題は、全てその人が解決していました。当然、大規模リストラの際にもクビにならず。

小さい会社だと、WEBサイトを作れる、だけでも重宝されるはず!例えば、人事部にいる人。採用サイトを自分で構築。

自分がいないとメンテナンスできないようにしちゃえばいい!

会社の外に道を見い出す:転職

社内で管理職にもスペシャリストにもなれない人。できれば、他の会社を探してみた方がいいでしょう。

会社は世の中に無数にある。たまたま選んだ1社と、あなたが合わない。そんなの普通。むしろ当たり前。

まずは転職エージェントに登録したり、業界・企業研究から始めてみましょう。ごめんなさい!転職ノウハウの記事は書いていません。

会社の外に道を見い出す:副業

そして、これが最後。いまの会社で得た、スキルや知識が特殊すぎて他社に通じない。転職できない。

そんな場合は、副業をしましょう。少しでも副業で収入を得ておけば、最悪の事態が起きた時。しばらくなんとかなります。

スキルが身につく副業がいいです。例えばこんなもの。

  • WEBライティング
  • 動画編集
  • プログラミング
  • ブログ

注意が必要なのは、会社によっては就業規則で副業が禁止されています。確認してから、やりましょう。安易に周囲に漏らすと、噂が人事部に伝わる可能性もあります。

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まとめ:管理職に向いてない人の特徴、行く末、選択肢

では最後、まとめになります!

<管理職に向いてない人の特徴9つ>

  1. 自己管理ができない
  2. リーダーシップと行動力がない
  3. 人に任せることができない
  4. 人を育成できない
  5. 数字が苦手、弱い
  6. 調整する仕事が苦手、嫌い
  7. 会社への不満を言い訳にする
  8. 体力がない
  9. 感情的になりやすい

<管理職に向いてない人の行く末5つ>

  1. 後輩が上司になる
  2. 給料が上がらない
  3. 会社の仕組み作りに参加できない
  4. リストラされる可能性がある
  5. 誰にも負けない得意分野を磨く必要がある

<管理職に向いてない人の選ぶべき道4つ>

  1. それでも管理職を目指したい、続けたい
  2. スペシャリストの地位を確立する
  3. 会社の外に道を見い出す:転職
  4. 会社の外に道を見い出す:副業

管理職になることだけが会社員として、全てではない。でも、お金と権力を得たい場合には、目指していく必要がある。

いま、管理職に向いてなくても、大丈夫。自分を変えていけばいい!

自分を変えられなくても、大丈夫!

業務、会社、職業、を変えていけばいい!

【関連ガイド記事】管理職が果たすべき役割の完全ガイドです。

【↑この記事の概要と掲載記事一覧↓】

<役割①:組織の目標を立てる、達成する>

  • 組織の成果を最大化するのが目標設定
  • 必要な2つの視点:全社目標を細分化、メンバー目標を足し算
  • 3種類バランスよく:直接目標、間接目標、スキルアップ目標
  • 必要な2つの取り組み:目標の説明・話し合い、中間フォロー

<役割②:部下を育成する、責任をとる>

  • 若手社員の育成・教育方法
  • 部下のタスクを管理・フォローする
  • 仕事の「ほうれんそう」に見返りを与える
  • 時には仕事を「丸投げ」する
  • 速やかに正しい意思決定をする【なるべく会議以外の手段で】

<役割③:部下を評価する>

<役割④:部下の模範になる>

  • 部下に憧れを抱かれる
  • 部下に嫌われることをしない
  • 部下をダメにする上司にならない
  • 部下に悩んでいる姿を見せない

– END –

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