わたしは、会社員として17年勤務しました。
終盤は、管理職も経験し、後輩と飲んでいる時、こんな悩み相談を受けることも。
わたし仕事ができないんですが、どうすればいいんでしょうか?
今回は、彼ら・彼女ら(といいつつ実はわたし自身も多々含んでます・・)の考え方の特徴。
わたしなりに相談に回答してきたこと、いまだから思うことをまとめます。
あなたがもし同じ悩みを抱えるなら・・・
少しでも自分を変えるきっかけになれば、解決のヒントになればうれしいです!
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仕事ができない人の生き方の特徴5つ
特徴①:人目ばかり気にする
気になって、行動に移せない。発言もできない。当然、行動力、発言力、存在感が低く、仕事はできない。
これまで、こんな人の目ばかり気にして生きてきた。
- 親の目
- 友人の目
- 同僚の目
- 上司の目
常に、こんなことが心配でたまらない・・・
- 失敗すると評価が下がるんじゃないか
- ミスをすると馬鹿にされるんじゃないか
- 目立ちすぎると陰口言われるんじゃないか
逆に、仕事ができる人の生き方は・・・
- ある意味でKY
- 人の目は気にしない
- 自分を信じて素早く行動
- 人目を気にせず遠慮なく発言
特徴②:すぐに諦める
バスケ漫画スラムダンクの有名なセリフ「諦めたらそこで試合は終了」
そう、仕事ができない人は、自分で諦めて、試合=仕事を終わらせている。
難しい仕事、成果の大きい仕事ほど、乗り越えるべき壁は多い。10以上なんて当たり前。
仕事ができない人は、3つ目くらいで諦める。自分の身の丈より少し高い壁に当たると諦める。そして、「もう無理」が口癖。
逆に、仕事ができる人の生き方は・・・
- 「諦めなければ試合は終わらない」成功するまで続けること
- それが成功の秘訣だと知っている
- 自分の身の丈より高い壁は、他人を踏み台にして無理やり乗り越える
- 時には力わざで、破壊する
特徴③:成功体験がない
社会人になる前の成功体験がない。なのに、社会人になって、人生初の成功を収めようとする。
突然、上位1割、あるいは5%に入ろうとする。当然、それに必要な努力やメンタルの管理方法は知らない。早々に挫折してしまう。
まさにわたしも、こんな成功体験は皆無。
- スポーツで全国大会や上位入賞
- 優秀な高校・大学に合格
- 就職活動で志望企業から内定をもらう
逆に、仕事ができる人の生き方は・・・
- もちろん、成功体験がある人は成功することが多い
- でも、そうじゃなくても、成功する人がいる
- 小さな成功を積み重ねている
- いきなりトップ営業マンになろうとしない
- 日々の小さな目標を立てて、ひたすらこなしている
特徴④:他人のせいにする
他人や環境のせいにすることで、言い訳を作ろうとする。というか、常にそれらを探していると言ってもいい。
- 上司・同僚のせい
- 会社(商品・ルール)のせい
- 景気・流行のせい
逆に、仕事ができる人の生き方は・・・
- 全ての責任を自分で負っている
- 自分に少しでも努力・行動の余地がある限り、自分のせいにする
- 一切の言い訳をしない
特徴⑤:逃げられないことから逃げる
仕事は、やめること、他人に任せることも重要。
ただ、仕事ができない人は、最後には必ず自分でやらないといけないことからも逃げようとする。後回しにする。
- 法律や会社のルールで定められた手続き
- 苦手な人への連絡
- トラブル対応、クレーム対応、悪い報告
そして、期限を超過する。
逆に、仕事ができる人の生き方は・・・
- どうせいつかやることは、一番初めに無心で片づける
- そして、プラスアルファの活動に、心置きなく、全力で取り組む
仕事ができない人の考え方の特徴5つ
特徴⑥:苦手なことを気にしすぎ
人は誰でも得意・不得意、好き・嫌いがある。
仕事ができない人は、不得意で、苦手なことがある自分をダメだと思っている。なんとか克服しようとして、時間割く。
でも結果的に、大して克服できない。そして、得意なことを活かして、生み出すプラスには到底及ばない。
逆に、仕事ができる人の考え方は・・・
- 得意なことに専念する。苦手なことは人に任せる
- あるいは、諦めて、やらない
- 苦手なことは、うまくいかなくても、気にしない
- だた、必ず得意なことで、圧倒的に取り返す!
特徴⑦:自分を評価しない上司を気にする
人は誰でも好き嫌い、合う・合わないがある。評価に表れてしまうこともある。
仕事ができない人は、上司。特に、自分より仕事ができる人の評価が低いと、自分はダメだと思ってしまう。
でも、それは、たまたま、あなたの上司になっただけの1人の人間。仕事ができるからと言って、評価が適正とは限らない。一生仕えるわけでもない。
逆に、仕事ができる人の考え方は・・・
- 上司なんていつか変わる、いなくなる
- 上司の気持ちより数字や目に見える実績で、自分を評価
- 上司なんかより、お客さま、後輩、メンバーの評価を重視
特徴⑧:真の目的を見失う
仕事の真の目的は、仕事や会社によって違う。
- お客さまに満足してもらうこと(結果、利益を上げること)
- メンバーを成長させること
- 組織の業務を効率化すること
これらならいい。仕事ができない人は、こんなことを目的化してしまう。しかも頑なに・・・
- 組織や会社が定めるルールを守ること
- お客さま、上司の指示・命令を守ること
- 新しい手続きを作ること
- 研修に参加すること、資格を取ること
結果的に真の目的を見失う。何をするにも思考停止に陥ってしまう。
逆に、仕事ができる人の考え方は・・・
- 必ず、その先にある真の目的を見失わない
- それに合わないことはしない
- その目的を達成するために必要なことだけを考える
特徴⑨:「時間」より「質」を重視
成果物の「質」にこだわりすぎる。言い換えると、完璧主義。
仕事の成果は、基本的に、自分以外が評価する。成果を収める相手がいる。
- お客さま
- 上司、同僚
- 関連部署
自分のこだわりは捨てて、さっさと相手にぶつけることが必要な場合が多い。
最悪の場合、「時間」を犠牲にしすぎて、期限を守れない。この場合、質はゼロになる。
逆に、仕事ができる人の考え方は・・・
- 20%~40%の段階で、他人にぶつけてみる
- それを繰り返すことで最短の期間で、仕事を終わらせる
- とは言え、相手の満足度は80%くらい
- 自分の満足度は60%未満
- それで十分なことを知っている
特徴⑩:「遊び心」「割り切り」がない
悪い意味で真面目すぎる。給料をもらって、楽しんではいけないとさえ思っている。
遊び心や楽しむ努力が全くないので、仕事がつまらなくなる。モチベーションもパフォーマンスも、楽しんでいる人には到底及ばない。
そして、これらを絶対的な悪だと思っている。
- 仕事を途中でギブアップ宣言すること
- 上司に相談すること
- 他人に任せることを
結果的に、自分を追い込み過ぎて、心の余裕をなくす。期限を守れない。結果、周囲に迷惑をかける。
逆に、仕事ができる人は・・・
- 「たかが仕事」だと割り切っている
- 失敗しても死ぬことはないと思っている
- クビになったら、転職すればいいと思っている
- 仕事を最高のゲームだと思って楽しんでいる
- 超真剣に遊び続けている
仕事ができない人は生き方を変えよう!【4つの新しい生き方】
新しい生き方①:仕事で失敗して死ぬことはない!
- あなたが任されている仕事は失敗しても・・・会社がつぶれることなんてない
- 命を奪われることなんてない
- あなたが借金を背負うこともない
- 仕事ができる人は失敗している
- 上司は過去にさんざん失敗している
- あなたの失敗を気にしてるのはあなただけ
- 他人は全く気にしていない、少なくともすぐに忘れるかいなくなる
- 失敗も人の目も気にせず、どんどん、行動・発言しよう
- ゲーム感覚で楽しもう
注:普通の会社員である限り・・・
新しい生き方②:得意な仕事を見つけて割合を増やす!
- いくつかある仕事で得意な仕事、好きな仕事があるはず
- その時間や割合を無理やり増やしていこう
- 逆に、不得意な仕事は他人にお願いする
- 不得意な仕事は力を入れない、失敗してもいい。結果的に徐々に回ってこなくなる
- そういう部署に異動希望を出してもいい
- 上司に遠慮なくお願いしてもいい
注:ある特定の専門職でそれが苦手な場合、さすがに無理でしょう・・・
新しい生き方③:評価してくれる人だけに徹底奉仕!
- あなたを評価してくれる人、尊敬する人を探す
- それは上司でも後輩でもお客さまでもいい、でもなるべく絞り込む
- その人を強く意識する、コミュニケーションの機会を増やす
- その人に何かお願いされたら、「なるはや」で相手が望む以上のものを・・・
- その人以外の評価、特に評価してくれない上司は、完全無視
新しい生き方④:仕事を変えて人生をやり直す!
- あなたのいまの仕事・会社は、過去の無知なあなたが選んだもの
- しかも、何万、何十万とある、職種、会社の中から・・・
- しかも、上司や同僚は選んでないし、選べない
- そんな仕事・職場に、無理して一生を捧げる必要はない
- 心や体を害してしまっては取り返しがつかない
勇気をもって、転職や独立により、仕事を変えること。
全く問題なし!
というか、人生において一度も変えない方が普通じゃない!
はい、最後は、会社を辞める前の自分へのメッセージですね。でも、本心からそう思っています。
そして、心の底から正しい決断だったと思っています。
でも、まずは少しずつでもいいので、自分を変えてみましょう。最悪、転職・独立の道もあると思って、割り切って、開き直って、楽しみましょう!
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