
社内SEに興味があります!
でも、志望動機がうまくまとまらなくて・・・
助けて下さい!!
わたしは、証券会社のシステム子会社で17年の勤務実績があります。
キャリア後半は、親会社のシステム部に出向していました。
元社内SEです。
さらに、管理職として、新卒の採用面接もしていました。
そんな経験を活かして、あなたの悩みに応えます!
この記事を読めば・・・
- 社内SEの志望動機がみつかる
- 志望動機を具体的な文章にできる
- 志望動機に熱意と説得力が込められる
結果的に・・・
- 他の就活生と差がつく!
- 内定率が上がる!
【関連記事】社内SEへの就職完全ナビです。
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よく就活は縁と言われますが、特に大企業に限っては・・・
全く当てはまりません!
選考序盤は、機械的に学生を落としています。
落とす学生には、明確な理由があります。
内定をもらう確率を上げるには、その理由に該当しないことのアピールが必須です。
志望動機には「辞めなそう」のアピールが必須
企業にとっては社員に辞められることが、一番の痛手になります。
優秀な学生を取るよりも・・・
辞める学生を入社させたくない!
優秀な学生を見極めるよりも・・・
辞めそうな学生を見極める方が簡単!

じゃあ、採用序盤でさっさと排除しちゃおうと・・・
でも、なんでそんなに辞められたくないの?
新卒採用した社員に、1、2年で辞められると・・・
- 採用、教育にかかったお金が無駄になる
- 若手の離職率が上がる
3年目以内の離職率を下げることに、各社必死に取り組んでいます。
離職率が高いと・・・
- ブラック企業のレッテルを貼られかねない
- 優秀な学生が集まらない
だからこそ、人事部門の主要な数値目標になってします。
だから、とにかく「辞めなそうなこと」をアピールすることが必要!
逆に、アピールしないと・・・
アピールする人に確実に負ける!
「辞めなそう」のアピールに必要な3つのこと
- ①ストレス耐性がありそう
- ②職種と業界が絞れている
- ③リーダーシップがある
わたしは、課長時代、新卒採用の面接官をやっていました。
審査項目が10項目くらいあって、それぞれ5段階でスコアをつけます。
その中で、強く重みづけされていたのが、上の3つです。
それぞれ、裏を返すと、このような理由で「辞めそうな」学生に該当するから・・・
- ①つらいことがあったら辞めそう
- ②「なんか違った」「合わない」で辞めそう
- ③出世・活躍できなくて辞めそう
この審査方法は、大企業であれば、ほぼ共通しています。
なぜなら、大企業の新卒採用は、リクルートに、コンサルティングしてもらっているから。
毎年、採用活動のシーズンになると、面接官を担当する管理職・役員が、面接官講習を受けます。
もちろん、わたしも受けていました。
講習の講師は、リクルート。
その時重視すべきと教えられたのが、上の3つです。

社内SEというより、全ての企業に当てはまるよね・・・
志望動機の前に…新卒就活生に必要な基礎知識
社内SEの志望動機を考える前に、社内SEの仕事内容を理解しましょう。
と言っても、学生が、仕事内容を全て正確に理解する必要は、全くありません。
こんなことを1つでも見つけるだけでいいです。
- 社内SEへの興味・関心
- やってみたいと思う仕事
- なんとなく自分に向いていそうな仕事
- あなたが社内SEに魅力を感じる点

社内SEの志望動機につなげていくわけね・・・!
社内SEの業界ポジション
社内SEは、金融機関や、自動車メーカー、などの情報システム部門の社員を指します。
会社の規模は、大企業から中小企業までさまざまですが・・・
業界のポジションは最上位!

社内SEは、業界の発注構造、多重下請け構造の、頂点に君臨しています。
それを理由に興味を持った読者の方も多いはず。
あなたの嗅覚はとても鋭い!
そして、正解です!
頂点に君臨しているからこそ、企画業務やプロジェクト推進業務など、いわゆる上流工程業務を担う機会が多い。
事業会社に所属しているから、高待遇だし、業界特有の業務知識も身につく。
待遇がいい理由は・・・
- 業界構造の上から順番に貴重だから
- 付加価値の高い知識とスキルが必要になるから
【関連記事】IT業界の多重下請け構造と、それが変わらない理由を解説しています。
社内SEに必要な上流工程のスキル

付加価値の高い知識とスキルって?
- 所属する事業会社に特化した業務の知識
- 開発の上流工程のスキル

上流工程って?
開発の前半のことを差しています。

主に、このような仕事です。
社内SEは、これらの知識やスキルがないと担えません。
- 業務知識
- ユーザー部門との人脈
- マネジメント知識とスキル
- 設計スキル
【関連記事】SEの仕事の上流工程、特に、社内SEの醍醐味である要件定義について解説しています。
社内SEの主な仕事
ざっくりとしたイメージだけ掴んで、やってみたいと思う仕事を探してみて下さい!
- ①システム開発の企画・提案
- ②システム開発の要件定義
- ③システム開発プロジェクトの推進
- ④システム予算・契約の管理
- ⑤システムの維持・保守
主な仕事①:システム開発の企画・提案
社内の部署から相談がある場合もあれば、自分で企画する場合もあります。
社内SEは、こんな企画を考えます。
- システムを導入して、業務を効率化しよう
- システムを導入して、新たなサービスや商品を販売しよう
「システム導入企画書」を作ります。
こんなことをまとめます。
- システム導入の目的
- スケジュール
- 概算コスト
- 投資対効果
自分の上司、システム部長、そして、社内の関係部署の管理職に提案します。
承認されると要件定義を開始!
主な仕事②:システム開発の要件定義
社内SEは、関連部署から業務要件をヒアリングします。
こんなことを明確に定義します。
- どんな悩みを解決したいか
- どんなシステムを作りたいか
- いくらお金を使うか
調整して決まったら「要件定義書」にまとめます。
システム企画同様に、部署内とユーザー部署の承認を得ます。
要件定義が終わると、システム開発がスタート!

要件定義ってよく聞くし、興味がある!
何を作るかを決めるのは、一番面白そうだもんね・・・
主な仕事③:システム開発プロジェクトの推進
社内SEは、プロジェクトリーダーや、プロジェクトマネージャーの立場になります。
社内の関連部署と業務の変更内容などを調整します。
開発をSIer、開発ベンダーに外注することも多いです。
その時に、これらをやるのが、社内SEの仕事。
- 開発の要件やスケジュールを伝える
- 出来上がってきたものを確認する、関連部署にも見てもらう

プロジェクト推進にも興味がある!
多くの人をリードして大きい仕事をしてみたい。。
主な仕事④:システム予算・契約の管理
大企業になると、これだけを専門とする社内SEもいる。
大手金融機関は、システム予算が、年間数百億、それ以上になることも。
個別のプロジェクトでも数十億円。
それには、開発ベンダー、ハードウェアやネットワーク事業者との数十本の契約が必要。
1本の契約で・・・
何十枚の契約書が必要になる!
社内SEは、これに割く時間が多い・・・
大企業だと半分以上の時間を割く!

書類作りは、苦手かも・・・
でも契約書は自分達で作るしかないもんね。。
協力会社さんに任せることはできないから・・・
主な仕事⑤:システムの維持・保守
システムには、トラブルがつきものです・・・
突然止まったりします!
その時に、問題を解決するのが社内SEの仕事です。

銀行のATMも休日に突然止まったりするもんね?
その時には休日出社しないといけない??
責任者クラスになると・・・
休日出社を要する場合もあります!
システムトラブル以外にも、日々、ユーザー部署から、こんな問い合わせがあります。
- どうやって使うの?
- 数字がおかしいんだけど
それに回答するのが社内SE。
とはいえ、大企業の社内SEは・・・
全部1人でやるわけではありません!
保守契約を結んでいる、協力会社、開発ベンダーと協力して、トラブルや問い合わせを解決します。
社内SEの魅力
- ①比較的、給料が高く、安定している
- ②勤務時間が安定している
- ③専門的な業務知識が身につく
【関連記事】SEの仕事のやりがいと魅力を解説しています。辛いことも合わせて・・・
魅力①:比較的、給料が高く、安定している
特に、大企業の社内SEです。
代表的なのが、三菱UFJ銀行、伊藤忠商事のシステム部員。
当然、同社の待遇が適用されます。
世間一般より・・・
はるかに高く、安定します!
ただ、注意が必要なのは、当たり前ですが・・・
その企業のメイン職種や部署の人の収入には勝てません
役員になったり、社長になることも難しいです。
【関連記事】社内SEの管理職時代に、楽して年収1000万円近くもらっていた体験談です。
魅力②:勤務時間が安定している
社内SEは、開発を自分でしないことが多いです。
プロジェクトが開発のピークを迎える時、開発ベンダーは・・・
どうしても残業が多くなる!
ただ、その時、社内SEが手伝うことはありません。
会社間で、お金を払って委託している業務。
責任を持ってやってもらいます。
わたしは、会社員時代の17年間・・・
徹夜をしたことはありません!
魅力③:専門的な業務知識が身につく
開発ベンダーの社員は、業務知識だけは・・・
社内SEにかないません
社員にしか、手に入らない情報があるからです。
- 自社の業務マニュアルや手続き
- 機密情報
さらに、社内SEと、ユーザー部署の社員は、同じ会社の社員です。
電話やメールで気軽に質問できるし、打ち合わせをする機会も多い。
常時、最新の業務知識にアプローチできる!
例えば、銀行のシステム部員ならば、こんな専門知識が身につきます。
- 預金残高の管理
- 金利・為替の知識
- 簿記・会計の知識
【関連記事】SEの仕事の素朴な疑問に回答・解説しています。
社内SEのデメリット
- ①調整業務、資料作成に追われる
- ②技術力が身につかない
- ③他業種への転職は難しい
どうしても、受け入れられないものがある場合は・・・
社内SE以外の職種を検討した方がいい!
【関連記事】わたしが、社内SEのキャリアを長く歩みすぎて、後悔した理由を解説しています。
デメリット①:調整業務、資料作成に追われる
こんな調整業務に追われます・・・
- 関連部署との調整
- 開発ベンダーとの調整
- 上司との調整
大企業では、口頭は通じない・・・
全て資料が必要になる!
そして、書式が細かく定められている。
膨大なルールや手続きを確認する必要がある。
社外に出ると通用しないものも多い。
デメリット②:技術力が身につかない
社内SEは、自分でプログラミングをしません。
若いうちはやることもありますが・・・
年次が上がるとやらなくなります!
開発ツールなども使わなくなります。
当然、技術力は衰えていきます。
デメリット③:他業種への転職は難しい
自社の専門業務知識が強みだからです。
例えば、銀行のシステム部から、自動車メーカーのシステム部への転職です。
いままでATM中心に経験してきた人だとします。
自動車メーカーのシステムに必要なのは・・・
- サプライチェーンマネジメント
- 在庫管理
何も活かせることがない。。
転職者はもちろんいますが、さらに大手の同業他社に行くことが多いです。
いままでの専門知識を活かして、キャリアアップしていきます。
社内SEの志望動機の作り方【例文あり!】
- SEに興味を持った理由を肉付け
- 業界に興味を持った理由を肉付け
- あなたを採用するメリットを肉付け
まずはじめに、安心すべきこと!
SEや、社内SEに興味を持ったきっかけは・・・
「なんとなく」でOK!
- なんとなく自分に向いてそう
- なんとなく面白そう
逆に、こんな人はいない。。
- 色んな業界を調べまくって、比較検討した結果、SEに決めた
- 徹底して自己分析を重ねて、自分が社内SEに向いていることが分かった
わたしも面接官やってましたが、こんな学生に、あったことはありません。
逆に、「なんとなく」という入口にさえ立っていない学生の方が多い。
でも、「なんとなく」だけでは・・・
絶対に選ばれません!
だって、他の学生と差がないから。。
その後の肉付けが重要です!
志望動機への肉付け①:SEに興味を持った理由
まずは、社内SEに興味を持った理由を肉付けしましょう。
自分の性格をアピールするだけで大丈夫です。
この5つの志望動機の事例を挙げます。
- ①コミュニケーションが好き
- ②プレゼンテーションが好き
- ③リーダーシップを発揮するのが好き
- ④情報収集をして、文章や図に整理するのが好き
- ⑤打たれ強い、打たれて伸びる
これはSEに向いている人の特徴です。。
【関連記事】SEに向いている人、向いていない人の特徴を解説しています。
これらは、社内SEというよりも、会社員として必要な性格や資質なので、どれかあてはまるものを探して下さい。
あなたの性格や、具体的な経験を・・・
肉付けしていきましょう!
もちろん、これらに類似するものでも構いません。
なお、これから説明する事例は、わたしが適当に考えたものではありません。
実際に、採用面接をした学生の志望動機を、記憶の範囲でカスタマイズしたものです。
例文①:コミュニケーションが好き
- 居酒屋でホール接客のアルバイトをした経験があります。
- 調理スタッフや、店長と、コミュニケーションをとって協力しながら、お客さまにサービスを提供することにやりがいを感じました。
- また、顔なじみのお客さまが増えていくことにも、大きな喜びを感じました。
- 外部の協力会社の方やユーザー部署など、多くの人と協力しながら、大きな仕事を成し遂げる御社のSE職に興味を持ちました。
- SEの具体的な仕事内容を調べた結果、プロジェクト推進の過程では、メンバーやユーザーとのコミュニケーションが重要であることを知り、わたしに向いていると思いました。
- わたしはいま、Twitterで、500人以上の学生と交流しています。
- 日々、アルバイトや学業に関する情報交換をしています。わたしは、人の役に立つ情報を伝えることが好きですし、日々、人とコミュニケーションを取りながら生活することが、習慣化しています。
- Twitter運営は、今後も続けていき、卒業までには1000人の学生とつながりたいと思っています。社会人になった後も仕事に対する情報交換をしたいです。
- 多くの人と毎日、コミュニケーションを取りながら仕事を進める御社のSE職は、わたしに向いていると思いました。
- 具体的な仕事内容を調べたところ、プロジェクト推進業務において、日々、メンバーとのコミュニケーションが欠かせないものと理解しました。
- 今後は、ネット上のコミュニケーションの機会が増えるので、現状、多くの人と交流しているわたしの経験が活かせると思っています。
例文②:プレゼンテーションが好き
- わたしは、ゼミや研究科目で、チームの研究成果を代表して発表する経験を何度もしています。他大学との合同発表会で、100人以上の学生を前にプレゼンした経験もあります。
- 事前の資料準備や、プレゼンの練習は苦労しましたが、終わった時には、大きな達成感が得られました。
- 事前に資料にまとめて、人前で説明する仕事は、わたしに向いていると思っています。多くの人に提案・説明を重ねながら仕事を進める、SEという職種に興味を持ちました。
- 御社のSE職は、ユーザー部署へのシステム設計内容の説明や、協力会社へのシステム要件の説明の機会が多いと理解しています。
- わたしは、プレゼンが好きで、さらに経験を積んでスキルを伸ばしたいと思っております。御社で、わたしのスキルを活かして、伸ばし、貢献していきたいと考えております。
- わたしは、大学の仲間とバンドを組んでいました。
- 毎日仲間と練習し、月に1回程度は、ライブ演奏を行っていました。数十人規模のライブでしたが、人前で自分達の成果を披露するのが好きでした。
- SEは、多くの人の前で定期的に成果を発表する機会があると理解しています。音楽とは違う世界だと理解はしていますが、仲間と共に作り上げた成果を人前でプレゼンする点は共通していると考えております。
- 同じ経験があり、やりがいを感じることができたわたしは、SEに向いていると思い、志望いたしました。
例文③:リーダーシップを発揮するのが好き
- わたしは、大学2年生の時に、フットサルサークルを立ち上げ、リーダーとして運営してきた実績があります。
- わたしは、中学・高校と、サッカー部に所属していましたので、大学でもサッカーをしたいと思い、サークルを立ち上げました。
- メンバー10名、マネージャー3名の小規模なサークルでしたが、定期的な、練習、大会への参加、懇親会をわたしが企画・実施してきました。
- 御社のSE職も、多くのメンバーのリーダーシップとりながら、さまざまな開発や企画、日々の会議やトラブルを乗り越えていく必要があると認識しています。
- 学生時代のわたしの経験を活かせて、かつ、やりがいを感じられる仕事だと思い、志望させて頂きました。
例文④:情報収集をして、文章や図に整理するのが好き
- わたしは、学生時代、課題レポートや論文を書くのが得意でした。
- 課題レポートでは、30冊以上の本を読んだり、海外サイトを調べたりして、収集した情報を整理しました。
- その際に、グラフや図などの表現方法を使い、分かり易く説明することを心掛けたところ、教授から高い評価もらった実績があります。
- SEの仕事は、資料を作成する機会が多いと理解しています。SEの仕事内容を調べる過程で、分かり易い資料を作成するスキルが、欠かせないスキルであると、理解しました。
- わたしは、資料作成が好きで、実際に大学教授から評価された実績もあるので、SE職に向いていると考え、志望させて頂きました。
例文⑤:打たれ強い、打たれて伸びる
- わたしは、小学生の時から野球をやってきましたが、高校2年生の時に、肩を壊して、野球を断念しました。
- 野球だけに寝食を捧げてきたので、他にやりたいことが見つからず、しばらくは絶望していました。
- ある時から、スポーツがダメなら、学業で成績を収めたいと思い、勉強に励むようになりました。
- 結果的に、いまの大学に合格することができ、大学時代、トップレベルの成績を収めることができました。
- わたしは、御社のSEの仕事は、ユーザー部門との粘り強い調整や、システムトラブルなどの不測の事態に対応する諦めない姿勢が必要だと考えております。
- わたしは、自分の夢が、自分の力だけではどうにもならない経験を味わったからこそ、乗り越えたからこそ、御社に貢献できることがあると思っています。

それくらいならなんとか書けそう・・・
でも、あまり貴重な人材と思われなそうだけど、大丈夫??
こんな感じで大丈夫!
実際に、わたしが学生面接をしていた時。最終の役員面接に進む人はこんな感じでした。
志望動機への肉付け②:業界に興味を持った理由
次の関門。
社内SEを志望するということは、SEにプラスして、もう一つ業界を選択したことになる。
銀行業界、自動車メーカー、なぜその業界を選んだか・・・
SEを組み合わせてアピールしよう!
それぞれの事例です。
- 大手銀行の業務は、膨大な事務手続き、正確な預金残高の管理・計算、各種サービスのオンライン化の推進。システムが果たす役割が、どんどん増えて、さらに重要になっていると理解しています。
- さらに、今後は、AI、ビックデータ、ブロックチェーンなど、新技術の導入も増えてくると考えております。
- 金融という、社会全体を支えるインフラ構築に携わること。
- さらに、新たな技術を使ってシステムを作っていき、よりよい社会インフラを築いていけることに大きなやりがいを感じました。
- 自動車メーカーの業務は、部品の調達管理、在庫管理、製造状況の管理、販売管理など、システムが欠かせないものと理解しています。これらのシステムは自動車に限った話しではないと思います。
- ただ、わたしは、メーカーの中でも、やはり最も市場規模が大きい自動車産業に興味を持ちました。
- 規模が大きいので、システムも多岐に渡り、さまざまなビジネスの基本となる仕組み作りを経験できると考えています。
- さらに、自動車は、自動運転などの技術は進むはずですが、移動や物流の手段としては、日本の社会の先端をいく、最大産業です。やりがいを持って、多くのことに挑戦できると思いました。
志望動機への肉付け③:あなたを採用するメリット
では、最後の肉付け!
なんですが。。ぶっちゃけ、例えば、三菱UFJ銀行とみずほ銀行。トヨタと日産。学生には違いが分からないですよね。。
給与水準とかそこまで大きく変わらないし、ぶっちゃけ、、「最大手の方がいい」くらいですよね。
それでOK!
なので、他社に比べて、企業文化のここに惹かれたとか、企業戦略がどうこうとか言わなくていいです。
企業もこう思ってる・・・
「そんなの学生に分かるわけないじゃん」
じゃあ最後に肉付けするのは何か・・・
あなたを採用するメリット!
でも、多くの人にとって、これが難しい。
入社する前から、あなたが会社に貢献できることを証明することなんて、普通はできない。
だからこそ、会社側の思いに立ち返りましょう。
繰り返しますが、会社側の一番のデメリットは・・・
辞められること!
辞めずに働き続けてくれるだけで、メリットがある。
3年以内に辞める優秀な人よりも・・・
10年以上辞めない人が選ばれる!
それには、何かを続けてきたことをアピールするしかありません。
できれば、挫折の経験を乗り越えたものがベストです。
- アルバイト
- サークル
- 部活
- バンド
- 趣味
本当に何もない人は、学生を続けてきたことをアピールして下さい・・・
- 留年の危機を乗り越えた
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学生だもんね!
【関連記事】レバテックルーキーの評判と口コミを解説しています。
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Kindle Unlimitedを30日間無料体験してみる社内SEの企業選びのコツと注意点
企業選びで必ず決めること
どんなに説得力と熱意のある志望動機が作れても、企業選びに失敗してしまっては、元も子もありません。
この2つを必ず決めて下さい。
- 業種・業界を決める
- 会社の規模を決める
決めないと、「社内SE」という、職種だけで、就職活動をすることになります。
大企業だけでも、ほとんどの企業に社内SEが存在します。
日本中の大企業が全て対象になってしまう・・・
さすがに現実的ではありません!
加えて、業種・業界を絞り込めていないのは、企業側からすると、辞退されたり、辞められたりする大きな原因の1つになります。
確実に落とされます!
ざっくりでいいので、業種を絞りましょう。
- 金融に絞って、銀行と証券を両方回るのもあり
- 商社に絞って、総合商社と専門商社を両方回るのもあり
でも、会社説明会や面接を重ねながら、徐々にでいいので、さらに絞り込んでいきましょう。
その時に、2つ目の会社の規模が必要になってきます。
多くの人は、大企業から受けると思います。
それで全然構いません。
ただ、当然、大企業ほど・・・
し烈な争いになります!
学歴や入社試験の壁もあります。
そんな人は、大企業のシステム子会社も視野に入れましょう。
実際にわたしが新卒で入社したのも、大手証券会社のシステム子会社です。
競争はぐっと楽になりますし・・・
- 実際の仕事内容は、親会社のシステム部員と変わらない
- 給与水準や福利厚生も、ほぼ、同水準
【関連記事】大企業の子会社に就職するメリットとデメリットを解説しています。
企業選びの際の注意点
- ①社内SEと言いつつ、PCのヘルプデスクやツール作成業務
- ②社内SEと言いつつ、万年PG
- ③システム部門専用の採用コースがない
①社内SEと言いつつ、PCのヘルプデスクやツール作成業務
これらが社内SEのメリットでした。
- 若くして上流工程、マネジメント業務を担える
- 専門的な業務知識が身につく
SEと言っておきながら、実態が、社内のヘルプデスクの場合があります。
当然、社内のユーザーからの問い合わせ対応は、社内SEの大事な仕事。
ただし、問い合わせ内容は、システムのことが中心です。
そうではなく、こんなことが中心になる場合・・・
- パソコンの操作方法
- プリンターの設定
- 機器の調子が悪い
もはや、SEではありません。
一般的にはヘルプデスクと呼ばれます。
企業が設置している、コールセンターやカスタマーサポートセンターと同じ位置づけです。

絶対にやだ!!!
もう一つの事例は、システムと言いながら、こんなものを作るはめに・・・
- Excelマクロ
- Accessツール
さらに、自分1人で開発することになる。
中小企業の社内SEに多いです。
- 大規模なシステム開発の流れも学べません
- 開発メンバーのマネジメントスキルも身につきません
- 大したスキルじゃないので転職できません
OB面談や面接で、こんな質問をすることで回避しましょう。
- 御社のシステム開発は、何人くらいの人が携わりますか?
- 御社のシステム開発では、どのような技術や言語を使っていますか?
②社内SEと言いつつ、万年PG
SEと言いつつ、ずっとPG(プログラマー)、つまり作業者の場合があります。
これも、当然さきほどのメリット2点・・・
- 若くして上流工程、マネジメント業務を担える
- 専門的な業務知識が身につく
これらが実現できないことに加えて、業界構造の頂点に立ち、発注者の立場になることはできません。
OB面談や面接で、こんな質問をすることで回避しましょう。
- 御社のSEのキャリアは、PGからスタートすると思いますが、期間はどの程度ですか?
- プロジェクトリーダーや、プロジェクトマネージャーになるまでに、何年くらいかかりますか?
③システム部門専用の採用コースがない
これは、大企業であっても、ないことが多いので注意が必要です。
要するに、この違い・・・
- 部門別採用=システム部採用がある
- 総合職としての一括採用で、配属先は保障しない

営業に配属されたら・・・
システムと全く関係ないよね!
なお、システム部採用であっても、入社後、ずっとシステム部に所属することが保障されているわけではありません。
あくまで、総合職だからです。
子会社への出向も含めて、異動には応じなければなりません。
業界を選ぶ時、大手何社くらいでシステム部採用があるか、確認しておくことをおすすめします。
まとめ:社内SEの志望動機
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事を読んだあなたは、既に、ライバルに確実に差をつけています。
あとは、その差を保ってゴールするだけ!

できれば差を広げたい!
他にも、社内SE関連の記事を取り揃えていますので、ご活用下さい!
関連記事と共にまとめと振り返りをさせて頂きます。
<社内SEの新卒採用の原則:「辞めなそう」をアピール>
- ①ストレス耐性がありそう
- ②職種と業界が絞れている
- ③リーダーシップがある
<社内SEの就活に必要な基礎知識>
- 社内SEの業界ポジション
- 社内SEに必要なスキルと仕事内容
- 社内SEの魅力といまいちな点
【関連記事】IT業界の多重下請け構造と、それが変わらない理由を解説しています。
【関連記事】SEの仕事の上流工程、特に、社内SEの醍醐味である要件定義について解説しています。
【関連記事】SEの仕事のやりがいと魅力を解説しています。辛いことも合わせて・・・
【関連記事】社内SEの管理職時代に、楽して年収1000万円近くもらっていた体験談です。
【関連記事】SEの仕事の素朴な疑問に回答・解説しています。
【関連記事】わたしが、社内SEのキャリアを長く歩みすぎて、後悔した理由を解説しています。
<社内SEの志望動機の3つの肉付け>
- SEに興味を持った理由を肉付け
- 業界に興味を持った理由を肉付け
- あなたを採用するメリットを肉付け
<社内SEの志望動機の例文>
- 例文①:コミュニケーションが好き
- 例文②:プレゼンテーションが好き
- 例文③:リーダーシップを発揮するのが好き
- 例文④:情報収集をして、文章や図に整理するのが好き
- 例文⑤:打たれ強い、打たれて伸びる
【関連記事】SEに向いている人、向いていない人の特徴を解説しています。
<企業選びの前に決めること>
- 業種・業界
- 会社の規模
【関連記事】大企業の子会社に就職するメリットとデメリットを解説しています。
<企業選びの際の注意点>
- ①社内SEと言いつつ、PCのヘルプデスクやツール作成業務
- ②社内SEと言いつつ、万年PG
- ③システム部門専用の採用コースがない
<新卒就活生向けおすすめサイト>
>キミスカ
企業から選考のスカウトをもらうことができるサービス。 適性検査で、あなたのストレス耐性や価値観傾向などを探れます。
>レバテックルーキー
新卒IT専門の就職エージェント。企業選びから面接対策まできめ細かく支援してもらえます。
【関連記事】レバテックルーキーの評判と口コミを解説しています。
>MeetsCompany
企業と就活生のマッチングイベント運営会社。
以上となります。
社内SEに興味を持つ就活生のみなさんへ!
ご健闘をお祈りします!
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証券SEの全て: キャリア17年の元大手証券会社社員が徹底解説!

社内SEへの就職対策完全講座: 面接官実績があるキャリア17年の元社内SEが徹底解説!
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Kindle Unlimitedを30日間無料体験してみる【関連ガイド記事】社内SEの就職対策ガイド記事です。
【↑本ガイド記事の概要と掲載記事一覧↓】
<社内SEの仕事内容>
- 3つの仕事内容【開発・企画・運用】
- 3つの仕事内容をさらに深堀り
- どの仕事をするかは会社によって違う

<社内SEは業界内の最上位ポジション>

【解説記事】IT業界の全体構造と、揺るがない理由を解説しています。
【解説記事】IT業界の各業態の仕事内容を解説しています。
<社内SEの役割:ユーザーとPGとの分担>
【解説記事】各工程の詳しい仕事内容と誰が何をやるかを解説しています。
<社内SEのメリット・デメリット>
【解説記事】社内SEのメリットとデメリットを解説しています。
<社内SEに向いていない人:やめとけ!>
- 開発手法はウォーターフォールのみ
- 審査に追われて無駄な資料を大量に
- 開発言語はレガシー系のみ~CとJava~
- 企画から開発完了まで最低2年
- 営業・ビジネス・経営感覚はつかない
【解説記事】大企業の社内SEの実態を解説しています。
<社内SEに必要なスキルとキャリアプラン>
- 上流工程、要件定義のスキルが必要
- マネジメントスキルが必要
- わたしが実際に歩んだキャリア
- 管理職になるとこうなっちゃう…
【解説記事】上流工程・要件定義で、決めること、作るドキュメント、必要なスキルを解説しています。
【解説記事】PMに必要なスキルと考え方を解説しています。
【解説記事】わたしがPMになるまでに実際に歩んだキャリアを解説しています。
【解説記事】社内SEの管理職になったわたしの体験談を解説しています。
<社内SEになるための就職対策!>
- 社内SEに限らず絶対に必要なこと
- 社内SEへの就活に勝てる志望動機【本記事で解説済!】
【解説記事】落とされないための自己PRの具体事例を解説しています。
<新卒就活生向けおすすめサイト>
>キミスカ
企業から選考のスカウトをもらうことができるサービス。 適性検査で、あなたのストレス耐性や価値観傾向などを探れる。
>レバテックルーキー
新卒IT専門の就職エージェント。企業選びから面接対策まできめ細かく支援してもらえます。
【関連記事】レバテックルーキーの評判と口コミを解説しています。
>MeetsCompany
企業と就活生のマッチングイベント運営会社。
<転職者向けおすすめサイト>
転職を含めたキャリアプランの実現は、エージェントに頼る必要があります。
- エージェントしか持っていない優良案件がある
- プロのキャリアコンサルタントが条件交渉をしてくれる
まずは、大手転職サイトに無料登録して情報収集しましょう。
<大手転職サイト(情報収集型)>
>リクナビNEXT
転職者の約8割が利用
>DODA
非公開求人多数あり。情報収集後、エージェントサービスも利用可。
<IT特化型の転職エージェント(支援型)>
特定の分野に特化した転職エージェントにも無料登録しましょう。
>社内SE転職ナビ
社内SEに特化した転職エージェント
【関連記事】社内SE転職ナビの評判と口コミを解説しています。
>マイナビIT AGENT
20代から30代のIT人材に特化した転職エージェント最大手
【関連記事】マイナビIT AGENTの評判と口コミを解説しています。
>レバテックキャリア
ITに特化した転職エージェント。WEB系エンジニアとWEBデザイナーに強みあり。
【関連記事】レバテックキャリアの評判と口コミを解説しています。
>TechClipsエージェント
高収入特化型の転職エージェントです。年収500万円以上の求人に特化しています。
【関連記事】TechClipsエージェントの評判と口コミを解説しています。
>エンワールド・ジャパン
外資系のハイクラス転職に強いエージェント。国内IT企業にも注力開始。
【関連記事】エンワールド・ジャパンの評判・口コミを解説しています。
>ネットビジョンアカデミー
ネットワークエンジニア特化の転職エージェント。養成研修から就職活動までサポート。相談から研修受講まで全て無料
【関連ガイド記事】SEの就職対策完全ガイドです。
【↑本ガイドの概要と掲載記事一覧↓】
<SEの仕事内容>
- システムの重要性と必要性
- システムの構成とSEの種類
- 開発工程とPGとの違い
【解説記事】ユーザー・PGを含めた、各工程の詳しい仕事内容を、解説しています。
<SEのキャリパス:PG→PL(開発リーダー)→PM>
- ①プログラマー(1年)
- ②設計者、開発チームリーダー(4年)
- ③プロジェクトマネージャー(4年)
- ④管理職、部課長(終了…)
【関連記事】わたしが歩んだキャリアと、仕事内容を、解説しています。
<SEの仕事のやりがい:ものづくり&喜んでもらうこと>
- お客さまの目的を達成する喜び
- ものづくり!完成した時の喜び
- 人と協力して目標を達成する喜び
- 新しい技術・知識を身に付ける喜び
- 新たな人との出会いと刺激
【解説記事】SEの仕事のやりがいについて、解説しています。過去の自分の体験と似ているものがあれば、大きな志望動機になる!
<SEって文系でもなれる?:全く問題なし>
【解説記事】文系でも大丈夫か、ってこと以外にも、いくつか素朴な疑問に答えています。
<SEの業界構造:多重下請け構造と業態>

【解説記事】IT業界の全体構造と揺るがない理由について、解説しています。
<SEの給料:比較的高い>
【解説記事】わたしが、勤務していた大企業子会社の収入や年次が上がってからの仕事内容を解説しています。
<SEはどんな人が向いてる?>
- コミュニケーションが好き
- プレゼンテーションが好き
- 文章を書いたり図を書くのが好き
- 情報収集と勉強が好き
- 検索する習慣がある
- 打たれ強い、打たれて伸びる
【解説記事】各チェック項目の詳しい内容、向いてる/向いてないの理由を解説しています。
<SEになるための就職対策>
- SEに限らず必要となる自己PRと志望動機
- SEへの就活で効果的な志望動機と具体例【本記事で解説済】
【解説記事】就活で勝ち残るための自己PRの具体事例を解説しています。
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