わたしはいま、保存休暇を取得して、たまに通院しながら、まったりとブログを書いています。
みなさん「保存休暇」をご存知ですか?
「積立有給休暇」や「ストック休暇」と呼ばれることもあります。
わたしも、実際に取ってみるまで、知りませんでした。
そもそも「保存休暇」ってなに?
って話から、わたしが保存休暇取得に至った経緯などを解説します。
これを機に…これらのことを確認しましょう!
- 自分の会社に保存休暇があるのか
- 何日取得できるのか
- どうやったら取得できるのか
保存休暇は、会社が従業員に認めている権利です。
正しく理解し、正しく取得しましょう!
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「保存休暇」「積立有給休暇」とは?【有給休暇との違いと使い方】
保存休暇は各社で自由に定める【注意:会社によって違う】
ここからは「保存休暇」で統一しますが、文章にすると。。
消滅時効が到来した年次有給休暇を、
有休とは別に積み立てておき、
病気療養や介護、自己啓発、ボランティア活動等の目的に対して、
利用できる制度。
「制度」というのがポイント
法律で定められているものではありません。
各社が自由に、その日数や取得条件を決められる点が、大きく、有給休暇と異なります。
会社によって制度が違います。
会社によっては、ありません。
日本全体だと半分くらいの会社で導入されていますが、
やはり大企業中心です。
500人未満の企業では3割以下
100人未満の企業では2割以下
有給休暇との違いは?【注意:給料は出るけど理由申請が必要】
給与は支払われる:有休と同じ
最も気になる点だと思いますが、給与は支払われます。
ただし、基本給が全額出るかは会社により異なるので、各自ご確認を。
逆に、有休と保存休暇をどちらも使い切ると、
無収入生活になりますので気をつけて下さい。
理由と会社の承認が必要:有休と違う
有休とは違い自由に使えるものではない。
会社に認められた場合に限ります。
わたしの聞いた限りでは、
自分自身の病気での取得が一般的。
家族の介護や看護はあるかもしれませんが、
自己啓発やボランティアなんて聞いたことないです。
自己啓発で保存休暇を取得できるKYな人は、
今すぐに会社を辞めた方がいいでしょう。。
なお、急な病気にかかったとしても、
有休を使い切ってから保存休暇が取得できます。
日数も会社によって違う
取得できる日数は、各社で異なりますが…
一般的には、20日~50日
積み上げ方も会社のよって方式が違い、基本は、
長く勤めている人が多く蓄積
わたしの場合は50日でした。
勤続15年だからでしょう!
と言っても、これを全部使ったら、
またゼロからのスタートです。
自分の会社の保存休暇のルールは、
就業規則に定められています。
興味がある方はご確認を。
保存休暇の使い方とは~わたしの体験談~
保存休暇の取得に必要なのは「医師の診断書」のみ
これさえあれば大丈夫です。
会社は何の文句も言いません。
わたしの場合は、診療内科にいきました。
会社と産業医提携している病院ですので、
会社に予約してもらい、その週にいきました。
- 「会社にいけていない」
- 「いきたくない」
というその時の気持ちを素直に伝えたところ、
「適応障害」と診断されました。
診断書を書いてもらい、上司へ郵送。
これだけです。
なお、診断書発行料は自己負担です。
自身の病気以外の理由で取得する場合、
何らかの申請書が必要となるはずです。
わたしのとほほ(涙)な体験談・・・
実は、わたしは取得を拒否していました。
そりゃそうですよね。
だって15年も勤務してきたのに、
いまさら・・・
辞めもしないで給料もらって休むなんて。
共に働く仲間に申し訳なくて、情けなくて。
でも会社にはいけなくて・・・
上司からは毎日、鬼電されて、
時には家に来られてチャイム連呼されて。
もうスマホの音も切ってずっーと一人で飲んでました。
12時間飲んで、12時間寝る。
意識がしっかりしている状態が無理だった。
心も体もボロボロでした。
でも、そんな時救ってくれたのが仲間でした。
とにかく診断書だけ出せばしばらくは連絡しないよう、会社に忠告してくれました。
診断書を提出して、会社からの連絡が収まり、
少しずつ普通の日常が送れるように。。
そして今のブログを書く日々に至っています。
保存休暇を正しく使って次の挑戦へ備えよ!
正しい使い方①:まずマイナスをゼロに近づける
挑戦と書いてしまいましたが・・
保存休暇を取った人はマイナスからのスタートです。
まずは休養と回復が最優先です。
わたしのように、心と体を病んでしまった人。
結果、会社に行けなくなり、保存休暇にまで至る人。
とにかく、元の日常を取り戻すことが優先です。
当然ですが、医師の診断も受けながら。
わたしがなんとか毎日同じ時間に起きて、
こんなしょうもないブログを書けるまで回復できたか。
こんなささいなことを少しずつやりました。
- アルコールを控える
- 部屋を掃除する
- シャワーを浴びる
- 食事をとる
- 近所のスーパーで買い物
- 通院する
- たまに仲間と食事をする
まだ寝る前には睡眠薬は飲んでいますが。
最悪期より、全然いいです。
正しい使い方②:稼がなくていいことをやる
なんとか何かができるようになった人へ。
せっかくなので、稼がなくていいことに
いまのうちに時間を使ってみましょう。
わたしはこのブログを始めてみました。
動画編集も少しやってみました。
あとは、読書もいいかもしれません。
もうなんでもいいので、
お金をもらえて休めるうちに
お金を稼がなくていいことをやろう。
こんなのいまだけ。
どうせまた稼ぎたくなるから。
正しい使い方③:人と会わずに人脈を広げておく
休暇中に外出するのは忍びないかもしれない。
人に会うことはもっと難しいかもしれない。
でもいまはSNSという人脈を広げる手段が。
同じ境遇の人や共に励まし合える人。
情報交換できる人。
そんな人達に簡単に出会えて、
繋がれます。
わたしのおすすめはTwitterです。
メンタル病んでしまった人は、
一番ハードル低いSNSだと思います。
会社員で、アカウントだけ持っているけど、
情報収集だけに使っている人多いと思います。
リアルな知人以外とは繋がっていない人。
発信してない人。
はい、わたしがそうでした。
これを機に一緒に始めてみませんか?
人脈作りというと大げさですが、
人と接するリハビリになりますし、
なにより楽しいですよ!
以上となります。
あと何日残っているか分からない保存休暇を、
このブログを書きながら過ごしていきます。。
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